ダライ・ラマ政治的引退、亡命政府が憲章改正(読売新聞) - goo ニュース
ダライ・ラマ14世は、チベット亡命政府の憲章を改正し、政治的役職から一切身を引くそうです。この決断、チベットの将来を見越した、ダライ・ラマ14世の捨て身の一手に思えてならないのです。
何故ならば、ダライ・ラマという地位に政治的な権限を残すと、近い将来、中国の支配下に置かれることになりかねないからです。ダライ・ラマの地位は、チベット仏教の輪廻転生の思想に基づいて、先代のダライ・ラマの生まれ変わりが就任するしきたりとなっています。この生まれ変わりを見つけて認定するのが、パンチェン・ラマとされているのですが(必ずしも認定が必要でもないらしい・・・)、現在、このパンチェン・ラマ11世は、ダライ・ラマ14世が認定した”本物”ではなく、中国政府が勝手に承認した”偽物”です。つまり、次のダライ・ラマ15世は、中国の傀儡である偽パンチェン・ラマ11世によって”発見”されて”就任”する可能性が高いのです。このことは、ダライ・ラマ15世が、政治的権限を使ってチベットを完全に中国の支配下に組み入れてしまうことを意味しています(独立や自治権拡大の要求も、取り下げられるかもしれない・・・)。
ダライ・ラマの地位を政治と切り離したことは、チベットを取り戻すために深慮の末に選んだ方策であり、勇気ある決断を下したダライ・ラマ14世に、敬意を表したいと思うのです。
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