魔窟

せっかくの日曜であったが、外はあいにくの雨。
ふて寝を決め込んでもどうにもならないので、積もりに積もった本を
整理することにする。整理するにしても、収納できるような器がダンボール
箱くらいしかないために、設置場所がかなり限定され難儀するが、
最終的にはどうにかうまくまとまる。これで本やフィギュアがもう少し
置けるようになった。
とは言え、フィギュアに関しては置く場所があっても飾ることはできない
状態は変わらず、そこを都合するにはやはりどうしても部屋のレイアウト
から根本的に手を入れる必要がある事を今回の件で確信する。

また、今回の片付けで、我が家の部屋の深層を垣間見たが、10年近く
住んできた積み重ねというか、生活の垢のようなものを感じ、戦慄する。
そして冷静に、かつ客観的に我が家を見てみると、よく人が住めたものだと
呆れるところばかり。客を呼ぶなど、夢のまた夢である。

今更ながらに、部屋を定期的に掃除できる人はすごいものだと感心する。