ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

不思議なモチーフ

2021年08月26日 23時45分51秒 | Weblog
趣味でエロ絵を描いていて、当然女性も描けば男性(背景)も描き、
いきおい双方の局部も描くという流れになるのであるが、存外男の方の
局部をカッコよく、しかもあらゆる角度から、となると難しいことに気付く。

手前の股座についているものでも見ればよろしかろう、という意見の方も
居られるかも知れないが、あんな外に張り出している物体でも、見える角度は
狭く、ついでに大体天地逆という面倒臭さのために、モチーフとしては思いの外
使い辛い。例えば自分の手を見て描く、という感覚ではなく足を見て描くような
それに近いと言えば伝わるだろうか。

ただそれも一応鏡やスマホで解決する問題ではあり、猛者はおそらくそういった
方法で描いているものと思わるが、個人的には自分のブツを撮影したり、鏡に
映して云々というのは精神的抵抗がどうにも働いてしまって実行できない。
おそらくこういう所で踏み込めるかどうかが、作家としての素質に関わっていると
思われ、己のヘタレさを痛感する所でもある。
一応の代案として、粘土をこねてブツを作成することで、モチーフとして活用しつつ、
ついでに作成する過程で造形的な構造把握も行うということはやっている。

しかし絵とはパーツだけ描ければよいというものではなく、パーツが描けたら今度は
それの付いている場所やらバランスやらが芋づる式に気になり出すため、股間を
中心に気が付いたら全身像が出来上がっていてもおかしくない状況。
と言うかZ-brushで女性の局部(資料)を作った時はなんやかんやで足先から胴体
くらいまで拡張されていたから、単に素材の壁に阻まれているだけの可能性が高い。

妙に思うかも知れないが、男性のブツを描いている時、意外にも男の絵を描いている
という認識は薄れ、至って中性的なオブジェクトを描いているような心地にとらわれる。
これはあくまで個人的な感覚だが、何とも不思議な気分。
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