ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

毎年恒例

2024年02月04日 23時27分20秒 | Weblog
相変わらず近所のスーパーには恵方巻が並んでいて、それがお手頃価格であれば
夕飯にとも思ったが、半額になってもなお高い。おそらくはご祝儀的な、お祭り
価格という事なのであろうが、それならばそれで屋台のフランクフルトとか
焼きそばのような分かりやすいジャンク感あふれる味付けをしてくれていれば
良いのに、どこに向けているのか良く分からない半端な存在になっている感が
否めない。 ただ、意固地なまでにカツを巻こうとするのは、近く控える私大などの
受験に向けてのものだという事だけは分かった。分かったが、カツを巻かざるを
得ないというのならば、せめて最たるターゲットたる十代の若い衆の味覚に合わせた
ものにしておくのが良いのではないか。
あと、何年も繰り返し述べているが、恵方巻の作法上、醤油を都度付けていくという
ようなことが出来ないため、基本的に何もつけなくても問題のない、単体で完結した
存在である必要があるが、その辺を考慮したような形跡が特に見受けられない。
個人的にはもうソーセージと塩味強めの卵焼きを巻いたもので十分なんじゃないかと
思われてならない。

値段もそうであるが、季節の縁起物という事で、強気と言うか殿様過ぎる。
『これはそういうものだから』というワードはどの界隈においても発展を停滞させる。
なぜいつも半額になってからが本番になるのか。半額になってもなお売れ残るのか。
一時恵方巻が店頭に並ぶ量が控えめになって、多少は反省したのかと思いきや、
また性懲りもなく増えてきている。増えるのこと自体は別に良いが、もうちょっと
来年もまた食べたいと思わせるような、素敵な味にして欲しいと願ってやまない。
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