平日の風景

久し振りに平日に休暇を取ってみて、近所を散策してみると
普段の休日とはまた違った風景というか表情が見られることに気付く。
いつも買い物をしているスーパーでも品揃え（残っているもの）が
全然違うし、もちろん客層やら人出の多さも違う。街を行き交う
人や車も見慣れた休日のそれとはまた違う。
大学生の頃は比較的好き勝手に平日の街をブラブラしたりしたもので
あるが、サラリーマンになってからはそんなことはめっきり減り、
今住んでいるこの街も就職決まってから移り住んだ地なので、殊更
新鮮に映る。いや、何年か前に長期休暇取った際にも平日の街で
飲食店の開拓とか何とかで出歩いた記憶があるが、随分前の事のように
感じてならない。特にあれから何かが大きく変わった訳でも無いが、
余程休日に倦んでいるのか、あるいは仕事に倦んでいるのか。

そんな貴重極まる連休も後半に差し掛かり、例によって事前に立てた
計画は殆ど遂行しないままダラダラとゲームなどをして過ごしている
体たらく。心身を休めるというのが大目標であるから、そのために必要
以上の活動を行って疲弊する訳にはいかぬ。これでいいのだ。