ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

錦もやがては襤褸になる

2019年10月15日 23時40分00秒 | Weblog
自分自身が生活していく上で、服は嫌でも消耗するもので、
いつかどこかが擦り切れて、色が抜け、裾がよれ、穴が開き、割け、
やがてぼろきれ同然となるものだと思うのだが、他人がそれを目にする
機会というのは実は意外に少ないと感じる。

他人と会う時は、あまりぼろい服を着るのは礼を欠くことになるため、
基本的には新しめの服を着用する。
ただ、誰とも会わない家の中の部屋着であればその限りではないので、
実用に支障をきたすまで着ても良いと思っているのであるが、他の
人がどうなのか、それが分からない。
個人的には先に述べたような考えなので、部屋着たる半纏は、背中の
内張り部分が裂け始め、両わきの部分には既に穴が開いているという、
漫画に出てきそうなくらいの襤褸っぷりであるが、多くの人は
ここまで服を着倒すものなのだろうか。

そうなる前に早々に新しいものに買い替えるのか、マメに洗濯や
修繕を施してじっくり使っていくものなのか、特に最近あまりこういう
事を人に尋ねる機会がないので、とんと分からない。

とりあえず、長年愛用してきた半纏が大分くたびれてきたので、三代目を
どうするのか、本格的に寒くなってくる前に考えねばならぬ。
コメント
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