ふと、『キン肉マン』がどんな話だったのかを知りたくなったので、
近所の古本屋へ読みに行く。幼年期に単行本を買っていたのだが、それは
実家にある上に、初期の方は単行本を持っていなかったので、その辺りの
流れを知りたくなったためである。
とりあえず悪魔超人が出てくる前まで読んでみて、世間で言われるほど
トンデモ設定というわけでもなく、結構真っ当な筋書きであるということ、
異常なまでのテンポの速さであること、パロディネタが非常に多いと
いうことが分かった。
ただ、それらを廃し、トンデモ設定の応酬がなされるようになる悪魔超人編
あたりから面白くなってくる。絵も何だか薄くなってくる。
何かが吹っ切れたのか、何かが死んでしまったのか、本当のところは
分からないが、この作者が今もこの芸風で作品を出し続けているという事は
前者であったと考えるのが自然だろう。
小学生未満の頃に読んでいた時は、テリーマンが非常に地味で冴えない奴
だと思っていたが、こうして改めて読んでみると、なかなかの名脇役と
思えるようになった。
…王位争奪編から二世、最近のキン肉マンまで全部読んだらまた感想が
変わりそうではあるが、さすがにそれをやるのはしばらく先にしたい。
と言うか、古本屋での立ち読みスタイルが体に堪えるようになった。
昔は二時間くらいは余裕だったのに、今は一時間が限界である。
買って読め、という話であろうが、そのような気にもなれない。
近所の古本屋へ読みに行く。幼年期に単行本を買っていたのだが、それは
実家にある上に、初期の方は単行本を持っていなかったので、その辺りの
流れを知りたくなったためである。
とりあえず悪魔超人が出てくる前まで読んでみて、世間で言われるほど
トンデモ設定というわけでもなく、結構真っ当な筋書きであるということ、
異常なまでのテンポの速さであること、パロディネタが非常に多いと
いうことが分かった。
ただ、それらを廃し、トンデモ設定の応酬がなされるようになる悪魔超人編
あたりから面白くなってくる。絵も何だか薄くなってくる。
何かが吹っ切れたのか、何かが死んでしまったのか、本当のところは
分からないが、この作者が今もこの芸風で作品を出し続けているという事は
前者であったと考えるのが自然だろう。
小学生未満の頃に読んでいた時は、テリーマンが非常に地味で冴えない奴
だと思っていたが、こうして改めて読んでみると、なかなかの名脇役と
思えるようになった。
…王位争奪編から二世、最近のキン肉マンまで全部読んだらまた感想が
変わりそうではあるが、さすがにそれをやるのはしばらく先にしたい。
と言うか、古本屋での立ち読みスタイルが体に堪えるようになった。
昔は二時間くらいは余裕だったのに、今は一時間が限界である。
買って読め、という話であろうが、そのような気にもなれない。