以下、近藤氏の談
p.53 運命を呪い、最期まで怒鳴り散らす人々は男性に多い
p.54 なにもかも周りのせいにして、最期まで怒り狂いながら、
死んでいく。女性にも時々います。
(中略)半分ボケが入っているいことも多いです。
人間の脳は本能の部分が最初にあってね。脳が発達するに
つれて知識や理性を司る新皮質ができて、原始的な古い
ところを抑えています。
ところが新皮質の細胞が脱落していくと、抑制がとれて
感情が全開しやすくなる。「感情失禁」とも言います。
がんの再発とかわかると、一気にブレーキがとれて
本能むきだしになってしまう。
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p.55 曽野:いやなおじいさんとおばあさんが死ぬと周囲はほっと
します。(中略)「良かった。死んでくれて!」って、
素晴らしい幸福を与えられるでしょう。
(中略)お通夜の席で、誰もなくに泣けないでしょうね。
嬉しくて(笑)。
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お一人様シリーズの上野千鶴子さんによると、
<かなり立派な、理性的だった方でも認知症になることは珍しくない>
そうです。しかし80歳過ぎてから認知症になるのと、
60代から<認知症じゃないけれど>、<メチャ感情的で意地が悪い>のは
最悪です。
そういう人を介護しなければならない立場になったら・・・・・と思うと、
ぞっとします。しかも、そういう人に限って内臓は強くて、長生きで、
体力もあるらしいから始末が悪い。
どっちにもならず、穏やかな性格を維持して枯れるように死ねれば最高!
そのためには、<病気になるような生活をせず><生きがいを持ち>
<Giveの五乗精神で>暮らすのが良いようです。