
7/1にご紹介したスロースクワットについて質問があったので、
その他色々も含めて、私の分類を書いてみます。
現在、健康体操における約束事は、
<膝と足の向きを一致させる + 膝がつま先より出ない>
でも、バレエのプリエなどでは膝はつま先より出ますから、
絶対!ということはないと思います。
事実、栗原 毅氏のスロースクワットでは、膝がつま先より出ています。
P.94~99までイラスト入りで、やり方が紹介されています。
方法は、
1.足を肩幅に開いて立つ。つま先は真っ直ぐ前向き。
(つま先を180度に外向きにするとバレエの2番の立ち方)
2.腕を前に組むか、両手を揃えて前に出し、膝を軽く曲げる。
(筋肉に負荷がかかるまで曲げる。ここまでが準備段階。)
3.ここからが本番。息を吐きながら5秒かけてゆっくり腰を落とす。
(背中が傾かないよう、垂直に保つのはバレエと同じ)
(太腿が水平になるまで、苦しいけれどゆっくり落としていく)
4.十分に下がったら、すぐに5秒かけてゆっくり腰を上げていく。
水平から40度ほど腰を上げたところでストップ。
(大腿の表と裏、ふくらはぎ、お尻の筋肉の収縮を意識)
フツーのスクワットは、脚が伸びた状態から曲げていき、
充分に下がったら、脚を伸ばしきるまで腰を持ち上げます。
スロースクワットは、<脚(膝)が伸びきる瞬間がない>点が特徴です。
栗原氏のお薦めは、1回の上下動に5秒ずつで10秒。これを5セットやって1分弱。
この運動を食後1時間くらいにすれば、十分な運動量になるそうです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます