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自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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100年足腰  その3  「頭が前に来る姿勢」が「歩けなくなる」入口

2025-01-30 05:48:56 | ひざ痛

「頭が前に来る姿勢」が「歩けなくなる」入口 とは、

さすが「名医!」と思わされる分析です。

p.37 長年、数え切れない方々の足腰を拝見する中で、

   体が正しいバランスから崩れていく「最初の入り口」を見つけました。

   それは「頭が前に来る」姿勢とその姿勢で「歩く」ことです。

  

p.37 これは諸悪の根源でありながら、日本人に最もよく見られる姿勢で、

   中高年の方に限らず、若い人でもこの姿勢になっている人を多く見かけます。

   ●歩く時、頭を前に出す

   ●つま先から足を着地している。

 

   そんな歩き方は、鶏を思い浮かべると良いでしょう。鶏は、大きな体に、

   不釣り合いな小さな足、いかにも歩きにくそうなデザインです。でも、

   一生懸命歩こうとするものだから、一歩一歩、足を前に出すときに、

   頭を小刻みに前方へ振ることになります。

   あれは重心を前に移しながら、楽に歩くための歩き方です。

   このような鶏の歩行にヒントを得て、「前傾姿勢で頭を振りながら

   進む歩き方」のことを、僕は「ニワトリ歩き」と呼んでいます。

 

   (中略頭が前に飛び出ていると、肩や首は凝りを生じます

   通常の位置よりも前に出てしまった頭を支えるために、

   背中から首にかけての僧帽筋が胸緊張するからです。

p.39  地球の重力が頭部を引っ張るため、僧帽筋がそれを支えることに

   なります。頭部は脊椎の端っこですから、脊椎全体がこの僧帽筋を

   応援し、深層筋(インナーマッスル)がずっと余計な仕事をすることに

   なるのです。

 

   頭の位置が前にあるあいだじゅう、それを支えるためのたくさんの

   筋肉群がずっと仕事をします。頭が10度傾くと筋肉群の負担は2倍。

   30度傾くと3から4倍との報告もあります。肩が凝りやすいと言う人が

   たいて頭の位置が前に出ていることが多いのはそんな理屈です。

 

   肩こりで腱引きをすると言う昔の人の知恵がありますが、この僧帽筋の

   停止部をマッサージします。常に仕事をしている僧帽筋をいたわるのですね。

 

この後、「ニワトリ歩きによる弊害として、下肢バランスの崩れ、その結果としての

猫背・腰痛・膝痛がある」という説明があり、改善法が示されます。

具体的には、明日お伝えしましょう。


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