自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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ボケてもがんでも 死ぬまで我が家   6  生きる意味

2022-04-30 05:29:21 | 介護


p.207 シャカの弟子・ヤタラの質問
   「なんで人間はこの世にあるんだ?」
   シャカの答え
   「木や草や山や川がそこにあるように、人間もこの自然の
   中にあるからには、ちゃんと意味があって生きているのだ。

   あらゆるものとのつながりを持って、そのつながりの中で
   おまえは大事な役目をしているのだよ。」

著者は共感して、
   そう、夫を取り巻く人々が動植物が、自然が、そのすべてが
   つながり役割を持って支えてくれている。その中にあって
   今私の大事な役割といえば、いつも傍らにいて
   「夫と共に生きる」ことでしかない。

   そう思うに至ったときお釈迦様の教えがストンと胸に落ちました。

   大事なのは死が迫っていることを事実として受け止め、
   死は絶望ではなく、生きることの終わりに死があると再認識し、
   覚悟を決める。そうして最後まで夫との暮らしを愛おしみ、
   寄り添い続けていこうと改めて心に誓った

我が家の場合、まだ夫婦共に元気なので、こんなに穏やかにはなれません。
癪に障る言葉や態度があれば、心が苛立つので、体温(=心)が冷えて、
距離感が増加します。でも、この本を読み終えてからは少し変わりました。

75歳と74歳の夫婦なのですから、日本人の平均寿命からいえば、
共に過ごす年数は5本の指分もないのかもしれません。
とすれば、言葉の端々に反応することなく、平和に鷹揚にしていれば(?)
などと思えるようになったのです。有難いことに・・・・・

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