自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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健康「いろはガルタ」  《ち》

2008-03-13 23:22:00 | Weblog
   《ち》    腸内は 善玉菌で 超絶コントロール

 ○○を食べれば「痩せる」とか「健康になれる」という、○○という食品は有りません。
また、朝食を抜くべきか三食きちんと食べるべきかという議論にも「絶対コレ!」という
結論は出しえないと思います。

 玄米・雑穀・納豆などの発酵食品・豆製品・旬の魚に海草・根菜・緑黄色野菜・・・・
確かにこれらは現代の健康食品の代表選手ですし、私も毎日食べていて、絶好調です。
「じゃあやっぱり玄米も食べなきゃダメなのね??」と考えるアナタ、それは考え違いです。

 玄米を食べるなら良~く噛むことが必要ですし、炒り胡麻や常備菜、漬物と味噌汁程度で
十分お腹が張って、他のおかずはいらなくなってしまうのです。
これを勘違いして、玄米+肉か魚のメインディッシュ、サラダにスープにデザートなどを
食べまくると、たちまち腸内細菌叢が悪くなります。

 何故分かるかというと、排便の回数が減り、身体の動きも重くなるからです。
私の個人的な絶好調状態は
1.起きたて排便があり、
2.朝食(具なし味噌汁+コーヒー+リンゴ1/4切れ)後に2度目の排便があり、
3.昼にたっぷりゆっくり玄米食
4.夜は普通のおかずに手作りくるみパン
5.1日1回、1時間以上の運動を楽しむ
という生活の時に実感しています。

 玄米歴は20歳くらいからですが、最近まで、これほど良い感じではありませんでした。
「最近」というのは、膝痛になり、自力整体を知って整体法・整食法・整心法を始めた時です。
膝の痛みを治し、百名山やトレッキングに行けるなら何でもしようと思いました。

 矢上先生の整食法は特別な食品をとる必要もなく、自分で整体をしながら食べ方をちょっと
変えるだけなので、「時間もお金も浮く上に、心身ともに軽くなる」という、ご利益つきです。
でも「朝食抜き」という一語に拒否反応しか沸かない方には向いていないかもしれません。
何とかして冷えとか痛みを克服したいという動機やチャレンジ精神、実験精神が必要です。
 
 私は山行や海外旅行の度に実験感覚で食べ方を変え、体調や便の具合を観察しています。
実は支払い済みの朝食を食べないのが悔しいだけかもしれませんが、郷に入らば郷に従え!
B&Bやホテルの朝食はしっかりいただきます。(選択可能な山小屋の朝食はスキップです。)
だからお昼はお腹がすかないかと思いきや、結構空腹になるものです。(←いわゆる偽腹)
その上、珍しい料理に挑戦もしたいので、普段より食べること食べること!

 すると、排便は起きたてのみで、一日一回になり、身体がどんどん重くなってきます。
10日間の北欧旅行から帰国した時は2.5kg増でした。でも、玄米と和風のおかずに戻してすぐ、
排便は2回にもどり、体重も殆ど回復です。

 人の大腸には500種類、100兆~400兆個の細菌が棲んでいて、総量は約1.5kgだそうです。
そのうち 
 善玉菌:ビフィズス菌・乳酸菌のような健康に良いもの。全体の20%
 悪玉菌:大腸などの健康を損なう。全体の5%
 日和見菌:全体の75% だそうです。

 日々の食事の内容や質も大切ですが、ストレスや疲労・病気でも悪玉菌が優勢になります。
善玉菌を優位に保ち、好調を意識することが大切です。同時に、不調になっても
自分で生活を変え、自分の意思で回復できるんだ!という自信を持ちましょう。

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