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自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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ロジカル筋トレ その2  筋トレの定義

2025-04-02 07:50:37 | 身体の探検

私にとって「筋トレ」という言葉は「苦行」に近いです。

ジムで自分の限界すれすれのウエイトを、歯を食いしばって

挙げたり下げたりするのは全然楽しくない、嫌な作業です。

「高い会費を払って、なんでこんなに苦しく嫌な思いをするの???」

 

翻って、週に1回のバレエ教室は「どの動作も苦しい筋トレに近い」

のですが、先生や鏡に映る生徒たちの優雅な動きを眺めることは快感です。

後でビデオを見ると、自分と先生の差に愕然・ガックリなのですが、

1~2年前よりはマシになっているのが分かります。だからバレエは好きです。

 

でも、以下の著者の言葉を読むと、筋トレとバレエの共通点が見えてきました。

p.70 筋トレとは「合理的な動作を習得すること」。

   私は、トレーニング指導する際に、いつも「手を抜かないやり方」

   「楽をしないやり方」を教えるようにしている。一切手を抜かず、

   狙った筋肉にしっかりと負荷がかかる「合理的なフォーム」で行う

   ことを要求するのだ。すると、どういうことが起こるか。

 

   普段から手を抜かず、合理的なやり方で筋肉を刺激していると、体の

   多くの筋肉が眠りから目覚めたかのように、本来の動きを取り戻し、

   自然に「合理的な動作」が取れるようになってくるのだ。

 

   「筋肉が本来の動きを取り戻す」と言うのは、要するに、それまであまり

   使われていなかった筋肉がちゃんと使われるようになり、反対に、

   それまで過剰に使いすぎていた筋肉は適正な範囲で使われるようになって

   いくと言うことだ。

 

   そして、それらの筋肉がしっかり連動するようになると、

   「人間の動作は本来こうあるべき」と言う「合理的な動作」を取れるように

   なっていくのである。そうすると、アスリートは効率よく目的の筋肉の性能を

   向上させて、自身のパフォーマンスをより輝かせることができるし、

   ボディーメイクの人は、効率的に目的の筋肉を大きくして、自分の理想とする

   ボディーにより近づくことができる。

 

   すなわち、「自分の望むもの」を効率よく手に入れられるわけだ。しかも、

   日々こうしたトレーニングを習慣にしていると、日常の生活でも「合理的な動作」を

   取ることができるようになっていく。不思議なもので、自然と姿勢が良くなったり、

   きれいな歩き方をするようになったり、立ち上がり方、しゃがみ方、階段の

   上がり方などもスムーズで体を痛めにくいものになったり…と言うように、

   生活動作がどんどん理にかなったものにシフトしていくのである。

 

ふむふむふむ・・・・・と、私の体内の筋肉とバレエへの憧れが連動して動くのを感じます。

あ~、何かが繋がっているのが分かって、障害物が崩れかけていくのが分かる・・・・・

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