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自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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高齢者の英会話教室で思ったこと

2024-10-24 05:45:55 | 生き方

 

先日からシニアステーションの英会話クラスに出ています。

講師はとても教え上手なアメリカ人女性。

何が「上手」って・・・・・

自分の意見を持っていない日本人に対して、発言を促す。

②「何でもイイから言う」んじゃなく、   

    話題提供者の話をよく聴いて、

③何か質問またはコメントを促す。

 

これはDebate(テーマに対して肯定と否定に分かれて論理的に議論し、

第三者を説得することを目的とした活動)とは違う、気楽な会話です。

でも、多くの日本人は

①もし、自分の意見を持っていても、人前では話したくない

②誰かが何かを言っていても、よく聴いていない

  (=自分に興味がない話だと、気が散ってしまう?)

  (=ゆえに、コメントを求められても何も言えない)

たくさんの人の前で喋り慣れていないので、口が回らない

 

さて、読者の貴方は「どの程度、典型的な日本人」でしょうか?

例えばSpeakerが

「夏休みに、白馬のリゾート施設で、似顔絵を描いてもらった」

と言ったとすると、

誰と行ったの? 何泊したの? 天気は? 白馬山に登ったの?

質問は無限に出てきます。もしSpeakerが既に話したことであっても

「聴き逃したので確認したい」という感じで良いのです。

 

「Speakerの話をよく傾聴し、質問を考え、発表する」ということは、

コミュニケーションの基本です。日本人は「私は聴くだけで楽しいの」と、

逃げ腰で、傍観者になりがちです。(その癖、後でブツブツ言う・・・・・)

 

日本人が昔(=鎖国状態)のように、外の人や国と付き合わないなら

それでも良いのかもしれません。個々人が確たる生き甲斐を持って、

日々を楽しんでいるなら、孤独でも良いのかもしれません。

 

でも、「より高いところ」「より楽しい環境」を目指すなら、

同好の士とのコミュニケーションは大いに役に立ちます。

「人前で恥をかきたくない」「陰でぐちゃぐちゃ言われたくない」等の

日本人根性は、スッパリ捨てて、色々な人との

コミュニケーションを 楽しみましょう!

 

 

 

 

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