フェンダー・フラッグシップ東京(Fender Flagship Tokyo)に引き続き、表参道(オモサン)に楽器店出現ということで早速訪問。事前に場所を確認しておくもGoogleマップ上では表参道交差点からかなり奥まった場所にあり、地の利ならぬ”地の不利”な場所と思われたが、実際に行ってみれば竹下通りとキャットストリートの交差点付近にあって一発で発見。フェンダーの二番煎じな出店=ショールーム的役割なのか外国人目当てなのか、オモサンに出店するとはかなり意外だが、向かうまでの道は恐ろしいほどの外国人で圧倒、しかし店内には外国人は誰もいなかった…。内部は50平米弱で1階がキーボード等電子楽器系、地下が電子ドラムとBOSS、2階が電子ピアノという具合で最新機種と思しき楽器が展示されているのだが、日本の楽器屋の伝統芸たる圧縮陳列に慣れた身としてはフェンダー同様にスペーシーでなんだか落ち着かない。当方以外の客は1階に1名、地下に2名。1階には昔懐かしのアナログシンセやビンテージペダルの復刻版等もあるが、みな当時よりサイズがふた回り以上小さい。PC画面経由ネットで見るとサイズ感や質感は全く伝わってこないが、こうやって実物をみるメリットは確かにある。地下に降りると半分が電子ドラムで残りはBOSSのエフェクター(写真)。楽器を始めた当時のBOSSエフェクターは憧れの存在だったが、スレた今となっては小規模メーカーが作る不細工なペダルの方が好ましいのでチラ見程度でスルー。BOSSエフェクターはすべての機種が並んでおり試奏もできるようだが、展示の都合上なのかすべてシリアル(直列)接続のように見え、そうであればこれまた音質劣化著しく「試奏しても音なんかわからんだろ」という感じなため、「わからないことがあれば遠慮なく…」と声掛けいただいた女性店員さんに質問しようとおもったが、「変な質問をするオヤジ」と思われるのが関の山なので遠慮しておく。電子ドラムは若者2人が試奏しているが、試奏する勇気それ自体が賞賛に値するスリップ変拍子具合にて思わずガン見すると、そちらに興味があると思われたのか「叩きますか?」と言われるも、「いや…ドラム叩けませんので…」と辞去。きっと「老後を見据えてドラムを始めたいオヤジ」に思われたに違いない。最近はこのような妄想癖の症状進行が止まらない。2階は電子ピアノということでこちらもスルーで結果、滞在は5分ほど。営業時間が12-18時とかなりな時短で休日仕様になっているのがイマイチだが、閉店時刻20分前に駆け込んで実見が正味5分とは…。なにか目ぼしいものはないか物色するに入口付近にあるショップオリジナルグッズに注目したが、こちらも購買欲そそるものなく退店。これもどこかで見た景色、デジャヴ、そうフェンダーと同じなのであった。そのままキャットストリートを表参道に抜けたが、典型的な若者ファッション通りの中で場違いなオジさんは当方のみ。
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