Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

トラウマ夢日記 (1)

2020年05月16日 | 畸観綺譚
2020年5月■日。今日も目覚めは悪夢から。コンサートホールの中廊下、明るい太陽光の差し込む中、早速バンドメンバーと今日の演目について打ち合わせ。バンドメンバーはトラウマなシーンの常連、Side Stepsの皆様方。その場でメンフー(譜面)が渡され、演目を見ればそれは何とマーラー(グスタフ・マーラー→写真の人です)。え、何でマーラー?…と思うがリーダーが今日はこれで行こう、と。焦りながらもメンフーを見るがまた驚愕、今回は管楽器パートをベースで演る模様。管楽器パートをベースで、とは言われていないが、この手のシーンでは言われなくともテレパシーで繋がる暗黙の了解。しかも配られているメンフーは明らかに管楽器パート。マーラーなら(めくるのは面倒だが)オーケストラのフルスコアの方が好ましいが、配布はパート譜であってしかも一部しか書いていない!。残りは耳コピの様子…。いや、マーラーって何番かもわからないし、分かったところで全曲唄えるレベル(しかも特定の管楽器パート…)まで聴き込んでいないよ~と泣きそうに焦る。さらに譜面はト音記号での表記。久々にト音読めるかな~と思いながら、まず習性的にチェックするのは16分音符以上でのユニゾンフレーズ。それによって大方のテクニカル的な難易度はわかるが、ざっと譜面に目を通すも細かい音符がギッシリと書かれた部分はなくて一安心。ただ、演目はマーラーなのだが、なぜか頭の中ではベートーヴェン4番第二楽章部分が流れている…。こちとら一刻も早くリハで①譜面記載部分の確認と②譜面がない部分の耳コピ(!!)をしなくては、と思ってメンバーを連れ立とうとするも、他メンバーは演奏準備万端なのか全く動こうとせず談笑モード。「えー!準備できていないの俺だけか!」と焦りが絶頂となった場面で覚醒。覚醒してもベートーヴェン4番第二楽章部分が流れている…。