Side Steps' Today

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”怪我”牀六尺(30)

2019年03月09日 | 畸観綺譚
(30)
病院にとっては、特に救急車で来た患者はどこの馬の骨とも分からぬ輩ながらも急患で診なくてはならない状況ともなり、病院側が慎重となるのも充分に理解できます。確かに、救急搬入後に大先生から保険証はあるかとか保険に入っていますよね?と聞かれましたのですが(ちなみに当方の答えは両方ともノーであり、大先生は困惑されてました)が、このような事情があるのでしょう。結構な金額になるだけに踏み倒されでもしたら、それはたまったものではありません。さて、退院も救急車で自宅まで連れ帰ってくれるハズもなく、自力でたどり着かなくてはなりません。その際にもっとも恐怖に感じるのは「誰かが不意に腕にぶつかってこないか」ということ。軽い鈍痛はありましたがぶつかられれば激痛に襲われること必至で、こちとら外部からの衝撃にはどうしても慎重になります。電車内、さらには街中でいったい大丈夫なのか、とっても不安です。