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‥‥‥†‥‥‥‥
こうじ神父
「今週の説教」
2023/3/12(No.1225)
‥‥‥†‥‥‥‥
四旬節第3主日(ヨハネ4:5-42)行って、ここに呼んで来なさい
‥‥‥†‥‥‥‥
3月12日をもって57歳になりました。何かいいことあるのでしょうか?ミサ中に「儀式書」を開く際、指に油がなくて頁がめくれません。歳を取るというのはこういうことです。それでもなお、今年一年に良いことがあるのでしょうか?贅沢かも知れませんが、中村大司教様のように、儀式書の頁を隣でめくってもらえる日が来たら、それは私にとっては良いことの始まりかも知れません。
さて朗読された福音は「イエスとサマリアの女」の場面です。今年の四旬節は驚きの連続です。黙想会で田平教会の年間テーマを掘り下げるつもりで準備しましたが、講話で用いた聖書の箇所が、今過ごしている四旬節の朗読といくつも重なりました。怖いくらいに重なりました。
朗読された箇所はいくつかの省略が施されていますが、省略をうかがわせる箇所から入りたいと思います。「わたしたちが信じるのは、もうあなたが話してくれたからではない。わたしたちは自分で聞いて、この方が本当に世の救い主であると分かったからです。」(4・42)サマリア人の女性が何かを話しているはずです。省略された部分はこうです。
「さあ、見に来てください。わたしが行ったことをすべて、言い当てた人がいます。もしかしたら、この方がメシアかもしれません。」(4・29)サマリア人の女性が村人に語った言葉が、中田神父の目に留まりました。多くの村人たちはこの言葉に導かれてイエスを信じました。これはつまり、サマリア人の女性が実行した信徒による信徒のための宣教活動「信徒使徒職」だったのです。
彼女が「さあ、見に来てください」と村人たちに語りかけるまでに、彼女はどのような準備をしたのでしょうか。実は準備をしたのは彼女ではなく、彼女と「永遠の命に至る水」について語り合ったイエス・キリストだったのです。わたしたちの宣教活動も、準備してくれるのはイエス・キリストです。
「わたしが行ったことをすべて、言い当てた人がいます。」これは女性が村人に語った言葉です。彼女はイエスに呼ばれ、集められて、御父の御心を行う使命を与えられました。きっかけは自分で井戸に水を汲みに行ったことでしたが、そこで導かれたのは偶然ではなかったのです。
私たちに当てはめてみましょう。私たちがこのミサに呼ばれるのも、きっかけは自分でミサに足を運んだことですが、このミサに呼び、集め、御父の御心を説き、使命を与えるイエスの働きは偶然ではありません。最初から私たちを、使命を与えるためにお呼びになっているのです。
あとは、私たちがどう答えるかにかかっています。「さあ、見に来てください」と、生活の中で出会う人を連れて来るのか、生活に戻っても、ここで与えられた恵みや使命を誰にも知らせないで眠らせてしまうのか。私たちにかかっています。私たちもできれば、イエスに永遠の命に至る水を与えられた者として生活に戻りましょう。私たちと出会う人が、「その水をください」と言ってくれるチャンスを届けてあげる人になりますように。
‥‥‥†‥‥‥‥
‥次の説教は‥‥
四旬節第4主日(ヨハネ9:1-41)
‥‥‥†‥‥‥‥
‥‥‥†‥‥‥‥
ちょっとひとやすみ
‥‥‥†‥‥‥‥
▼当然この時期は「人事異動」が気になる。まぁそれでも、発表すべき人たちは発表すべき時に発表するだろう。あちこちで噂が飛び交う。中には人事を公然と予想する人がいて、「◯◯(人名)人事」なるものまで飛び交う。にぎやかな時期である。
▼どちらかと言うと、私は「誰がどこに行くか、どうでも良いではないか」と思っている。ただ、それも単なる異動についてだったら姿勢は変わらないが、「ここは重要な異動だ」となると気にはなる。たとえば、これから五年、十年を占う運命の分岐点になるような人事については、他人事とは思えない。
▼まぁ、それらも含めて大司教様の胸の内だ。神様がいてくださる。そう信じて前を向きたい。
‥‥‥†‥‥‥
今週の1枚
‥‥‥†‥‥‥
第832回目。中学生と57歳の誕生日を祝った。ケーキがあれば、目的なんて。
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ホームページもご覧ください。
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† 神に感謝 †
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こうじ神父
「今週の説教」
2023/3/12(No.1225)
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四旬節第3主日(ヨハネ4:5-42)行って、ここに呼んで来なさい
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3月12日をもって57歳になりました。何かいいことあるのでしょうか?ミサ中に「儀式書」を開く際、指に油がなくて頁がめくれません。歳を取るというのはこういうことです。それでもなお、今年一年に良いことがあるのでしょうか?贅沢かも知れませんが、中村大司教様のように、儀式書の頁を隣でめくってもらえる日が来たら、それは私にとっては良いことの始まりかも知れません。
さて朗読された福音は「イエスとサマリアの女」の場面です。今年の四旬節は驚きの連続です。黙想会で田平教会の年間テーマを掘り下げるつもりで準備しましたが、講話で用いた聖書の箇所が、今過ごしている四旬節の朗読といくつも重なりました。怖いくらいに重なりました。
朗読された箇所はいくつかの省略が施されていますが、省略をうかがわせる箇所から入りたいと思います。「わたしたちが信じるのは、もうあなたが話してくれたからではない。わたしたちは自分で聞いて、この方が本当に世の救い主であると分かったからです。」(4・42)サマリア人の女性が何かを話しているはずです。省略された部分はこうです。
「さあ、見に来てください。わたしが行ったことをすべて、言い当てた人がいます。もしかしたら、この方がメシアかもしれません。」(4・29)サマリア人の女性が村人に語った言葉が、中田神父の目に留まりました。多くの村人たちはこの言葉に導かれてイエスを信じました。これはつまり、サマリア人の女性が実行した信徒による信徒のための宣教活動「信徒使徒職」だったのです。
彼女が「さあ、見に来てください」と村人たちに語りかけるまでに、彼女はどのような準備をしたのでしょうか。実は準備をしたのは彼女ではなく、彼女と「永遠の命に至る水」について語り合ったイエス・キリストだったのです。わたしたちの宣教活動も、準備してくれるのはイエス・キリストです。
「わたしが行ったことをすべて、言い当てた人がいます。」これは女性が村人に語った言葉です。彼女はイエスに呼ばれ、集められて、御父の御心を行う使命を与えられました。きっかけは自分で井戸に水を汲みに行ったことでしたが、そこで導かれたのは偶然ではなかったのです。
私たちに当てはめてみましょう。私たちがこのミサに呼ばれるのも、きっかけは自分でミサに足を運んだことですが、このミサに呼び、集め、御父の御心を説き、使命を与えるイエスの働きは偶然ではありません。最初から私たちを、使命を与えるためにお呼びになっているのです。
あとは、私たちがどう答えるかにかかっています。「さあ、見に来てください」と、生活の中で出会う人を連れて来るのか、生活に戻っても、ここで与えられた恵みや使命を誰にも知らせないで眠らせてしまうのか。私たちにかかっています。私たちもできれば、イエスに永遠の命に至る水を与えられた者として生活に戻りましょう。私たちと出会う人が、「その水をください」と言ってくれるチャンスを届けてあげる人になりますように。
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ちょっとひとやすみ
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▼当然この時期は「人事異動」が気になる。まぁそれでも、発表すべき人たちは発表すべき時に発表するだろう。あちこちで噂が飛び交う。中には人事を公然と予想する人がいて、「◯◯(人名)人事」なるものまで飛び交う。にぎやかな時期である。
▼どちらかと言うと、私は「誰がどこに行くか、どうでも良いではないか」と思っている。ただ、それも単なる異動についてだったら姿勢は変わらないが、「ここは重要な異動だ」となると気にはなる。たとえば、これから五年、十年を占う運命の分岐点になるような人事については、他人事とは思えない。
▼まぁ、それらも含めて大司教様の胸の内だ。神様がいてくださる。そう信じて前を向きたい。
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