蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

石窯(3)

2007-06-06 18:37:15 | 男の料理
幸い、薪はトラブルもなく燃えてくれましたが、日没の時間等から逆算すると、窯を充分に暖めるのは無理がありそうです。


そこで、薪を残して鶏モモ肉とジャガイモを投入。始めから、応用編となりました。鶏皮が心配だったので、10分後には向きを変え、あとは焼きあがるのを待つのです。


ゆっくりと日が落ちていく間を、ビール片手に窯の番。これは、極楽です。煙がどんどん出ている間は、虫も殆ど来ません。ときおり聞こえるジュッという油の音を頼りに、焼きあがるのを待ちます。


真っ暗になる前に、撤退しました。鶏肉は聞きしに勝る出来栄えです。皮はパリ。なにより、薪を焚いた香りが、肉に移って香ばしいのです。


香りが立ち昇ります。次は、一羽丸ごとで試したいです。これには、スペイン ラマンチャ産のワインを合わせました。