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2008年10月31日 | 読者はがきから

●『聞きたい 知りたい 性的マイノリティ』 杉山貴士編

 巻頭の杉山さんと宮本さんの対談が載った記事を当時読んでたいへん印象に残っていました。性同一性障害のことはドラマ「3年B組金八先生」で知り、衝撃を受けました。
 日常の中にはいたる場面で差別が存在します。私は結婚解消で独身に戻りましたが「不吉なもの」として見られたかなあと感じたことがあります。私はHappyでいたいと思い決断したことなのですが「普通って何? 多数派と少数派があるだけでしょう?」と思っています。巻末資料の文字が小さすぎます!!(摂津市・56歳・女性)


 〝性同一性障害〟という名前は知っていてNHK番組を見て理解をしていたつもりでしたが、同性愛やインターセックスなど、ほかにもいろいろな性や愛のあり方があると知り、驚きました。でもおおよそ生活の中で、あってもおかしくないことのように思っていたので、この本に出会えて科学的に理解する機会というのは、とても大切に思いました。(名古屋市・33歳・女性)

 

●『この国に生まれてよかったか』 全大阪生活と健康を守る会連合会編

 こんなにたくさんの「当事者」の思いが、声が、まとめられているものは他にはないと思います。いかに受給者の生活が節約と孤独の中にいるかがわかりました。対市交渉などで支援する私たちが代弁することはよくあるけれど、やはり本当に必要なのは子のような生の声だと思います。重みが違うと感じます。
 さまざまな権利侵害の一方で、必ずしもケースワーカーが威圧的でないことも意外でした。個々のケースワーカーの問題ではなく、やはり苦しい生活、辛い思いをさせているのは、法の不備の表れでないかと思ったからです。この本は法の不備の証言集。貴重なものと思いました。(甲斐市・31歳・女性)

 

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