愛知県一宮市の駅東で呑んだ後、もう1軒と駅西に移動して居酒屋「平和」に向かうも休業日(←相変わらずちゃんと調べない)。そのまま帰ろうかどうしようかと迷って、うっかり「大脇」へ(笑)。付近は店舗もなく暗い。もう呑むのは止めて締めに「雲吞麺」でも食べて帰ろうと暖簾をくぐる。先客は1人。決め打ちで入ったつもりだったが、品書きを見て普段なら絶対に頼まないだろう「天津麺」に心変わりして注文した。AMラジオが鳴り響く鄙びた店内で出来上がりを待つ。
主人が麺を担当し、女将さんがアタマを作っている様子。主人はちゃんと麺をつまんで茹で加減を確認している。しばらくして出された「天津麺」は焼き目が付くほどしっかりと焼いた厚みある玉子焼きがのっている。まずはその玉子焼きを箸で割る。中には竹の子、葱、チャーシューが入っていて両面ともパンパンに焼いてあるが味付けは優しい。下から麺を手繰る。これは他と同様の細ストレート麺かな。スープは「中華そば」と違って”塩”のようだ。食感の違いは別として、玉子焼きがスープや麺の風味を邪魔をするでなくまとまっている。麺も細いがダレてなく、優しい味付けのスープと相まって、旨い。ホッとする味。スルスルっといただいた。もう少しでスープも全部飲んでしまうところだった(自重)。(勘定は¥550)
大脇
愛知県一宮市新生2-12-5
( 一宮 いちのみや おおわき 大脇 中華そば やきそば 焼きそば 焼そば ソースあとがけ焼そば ワンタン 雲呑 炒飯 チャーハン 閉店 廃業 )