ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

伊勢屋 @名古屋市南区・新瑞橋

2024年06月11日 | 名古屋(港区・南区・緑区)

新瑞橋(あらたまばし)の南にある麺類食堂「伊勢屋」へ。南側に駐車場がある。車を停めて暖簾をくぐると待っている客が1人。店内はテーブル席が5つと小上がり席が2つ。でも相席はさせないようなので大きなテーブル席に1人で座っている客も居る。タイミングが悪くまだ誰も配膳されていない様子。立て込んでいるようで案内が無いので入口近くで待機。切り盛りしているのは自分が思っていたより若いご夫婦。女将さんは客が退いた後のテーブルの、品書きから調味料から全部丁寧に拭いてから次の客を案内している。しばらく待ってやっと声を掛けてもらい、空いた席に腰掛けることが出来た。注文したのは「かつ丼」。プラス100円でミニ麺が付くというので「ミニ麺・きしめん」の冷たいのをお願いした。人気があるようで自分の後も次々と客が来て外待ちも出来ている。

ここからもまだ時間がかかったが、やっと「かつ丼」と「きしめん」が配膳された。事前に知ってはいたが、こちらのかつ丼は玉子を溶いたとろみのある餡をかけた”あんかけタイプ”。岐阜県瑞浪市でいくつか見られるアレだ。このタイプは名古屋市内では珍しいはず(ここ以外にどこかあるのかな)。「加登屋」ほど玉子や餡の量は多くないが、和出汁の餡はかつの上からたっぷりとかかっている。でもご飯の白いところも残っているのが嬉しい(丼物で匙が必要なほどつゆが多過ぎるのは好みでないので)。味付けはしっかりめ。旨い。このタイプのかつ丼って丼物としてのまとまりがあるし、もっと他にあっても良さそうな気がするなァ。刻み海苔とほうれん草がのっているきしめんは薄平タイプ。手打ちだという麺はしっかりと張りがあっていい感じ。つゆはあっさりだが丼物の供にはちょうどいい。これはきしめんだけでも食べに来たい。漬物を挟みながら両方綺麗に平らげた。自分が食べ終わった午後1時頃にはもう「売り切れました」と出ていたので早仕舞いもあるみたい。(勘定は¥800)

 


 

↓ 名鉄「呼続(よびつぎ)駅」の踏切脇にある雑貨屋「宇津野商店」(建築詳細不明)。営業は不明だが年季の入った看板が渋い。裏手は瓦屋根なのでこれも一種の看板建築だ。

 

↓ 廃業した「旧・山大醸造合資会社・事務所」(建築詳細不明)。現在はリノヴェーションしてカレー屋が入っている。醸造の創業は明治38年(1905)だそうで、この建物は60年以上経っているそう。裏手の日本家屋(写真下6枚目)は更に古そうな感じ。

 

 

 

↓ 天白川に近い元鳴尾町の住宅地の中にある「鳴尾公会堂」(明治5年・1872・建造)。 かつては「鳴尾小学校」の校舎だったそう。今は全面塞がれてしまっているが、中には黒板等も残っているらしい。

 

 

 


 

手打 めん処 伊勢屋

愛知県名古屋市南区駈上1-11-27

 

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