ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

HOSONO HOUSE / 細野晴臣

2024年06月07日 | ロック(日本)

HOSONO HOUSE / 細野晴臣 (1973)

細野晴臣のソロ・デビュー・アルバム「HOSONO HOUSE」を今さら購入。はっぴいえんど解散後の1973年に発表され、レコーディング・メンバーは鈴木茂、松任谷正隆、林立夫というキャラメル・ママの面々。彼らのバンドとしての初レコーディングがこれだったらしい(表記無し)。細野の自宅でレコーディングされたとのこと。

自分がイエロー・マジック・オーケストラ(Yellow Magic Orchestra, YMO)にハマったのは小学生の頃。このアルバム収録曲も、その頃FMラジオのYMO特集で3人のソロ活動が取り上げられたのをエア・チェック(死語)してカセット・テープに録音して聴いていたのでアルバムは持っていなかった。今では信じられないが、その頃はFM専門誌が発売されていて数週間分の番組表と放送する曲が全て載っていた。それを見ていつの何時にどんな番組がやるのかをチェックして安く買ったカセット・テープに録音していたのだった(もちろんタイマー録音無し。のんびりした時代だったナ)。

冒頭からしっとりと落ち着いた細野のヴォーカルが心地良い。彼にとってははっぴいえんどで論じられた”日本語のロック”なんていう観点はどうでもよかったみたいだが、その後も続いた論争を横目に全く違和感無く日本語を取り込んでいてしっかりとモノにしているのはやっぱり凄い。語り尽されているが、サウンドとしてはもちろんはっぴいえんどからの連続性も見て取れるし、細野が贔屓にしていたアメリカのシンガーソングライターや、アーシーな音を出していたバンドとの共通性が見て取れる。

ネット・ショップにて購入(¥931)

  • Label ‏ : ‎ キングレコード
  • ASIN ‏ : ‎ B0007N35IY
  • Disc ‏ : ‎ 1
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ばんちゃん @名古屋市中村区・中村公園

2024年06月07日 | 名古屋(中村区・西区)

豊國神社の参道を脇に入った所にあるお好み焼きの「ばんちゃん」へ。店は以前に立ち寄った和菓子屋「小ざくらや一清」の隣。すでに焼き上がったものが銀紙(死語)と白い薄紙に包まれて並んでいる。「ニク玉」「イカ玉」の他に「広島風」「タコ玉」なんてのもある。選んだのは「イカ玉」。安い値付けでたった1つなのにわざわざビニール袋に入れて持たせてくれた。申し訳なし。最初は家に持って帰ってからなんて思ったが、触ると熱々だったので「せっかく…」と急に食べる気になり、行儀が悪いが駅に向かう途中で歩きながら包みを開けた。

そもそも立ち喰い仕様なのがこの地方独特のお好み焼き。薄焼きを2つに折り畳んで包んである。焼いて置いてあったやつなのでもちろん蒸れてフニャフニャにふやけている。昨今はどんな食べ物でもサクサクとかパリパリとか、あまりふやけた感じのやつは好まれない風潮がある気がするが、こういう一銭洋食タイプのお好み焼きはこれが一番イイ。中はキャベツ主体でソースがたっぷり使われているのも懐かしい感じ。値付けが安いのでイカの風味は僅かだが旨かった。次は「デラックス」か「タコ玉」っていうのにしてみようかな。(勘定は¥180)

 


 

↓ 中村公園の豊國参道入口にそびえ立つ「大鳥居」(昭和4年・1929・建造)。高さは24m、幅34mの鉄筋コンクリート製。この鳥居、驚いたことに市道に立っているが市の所有物ではなく、神社の所有物でもない”所有者不明の物件”なのだそうだ(笑)。知らなかったー。何でも金色に塗る計画があるんだとか(←止めとけ)。

 


 

 

お好み焼き ばんちゃん

愛知県名古屋市中村区草薙町1-90

 

( 名古屋 なごや 中村公園 豊國神社 豊国神社 おこのみやき お好み焼 持ち帰り テイクアウト 近代建築 おおとりい )

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