久しぶりに愛知県一宮市の萩原にある「橋本屋」へ。店は古い建物が残る街道(美濃路)沿いにあり、創業は昭和34年(1959)とのこと。以前にも何度か立ち寄ったが店が閉まっていたり、高齢の主人が目当ての品を作ってくれなかったりして足が遠のいていた。話によるとその先代が3年程前に引退して孫娘が店を継いだとのこと。このご時世によく継ぐ気になったものだ。店の前の道路を挟んだ駐車場に車を停めると店の前には前には無かったイーゼル看板や幟があったりして若返っているのが分かる。でも渋い建物はそのまま。店内も以前と変わらず。その孫娘らしき女性と年配の女性(母親だそう)とで店を賄っていらっしゃった。お願いしたのは「やきそば(並盛)」。目玉焼きをトッピングしてもらった。
しばらくして運ばれた「やきそば」は平皿に盛られていて紅生姜が添えてある。具材はキャベツのみでソースはたっぷめに使ってあり旨い。目玉焼きは黄身を突くと少し流れ出す程度の丁度いい加減。途中で麺と混ぜていただいた。勘定の前に「おはぎ・本日販売最終日」との張り紙が目に入る(訪問3月末)。ついでに持ち帰りをお願いした。家で妻と一緒にいただく。ゆるめのあんこを纏っていて、甘さはしっかりだがどぎつい程ではない。もち米の粒は小さめ。これも旨かった。(勘定は両方合わせて¥580)
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愛知県一宮市萩原町萩原下町17
( 一宮 いちのみや はしもとや 大判焼 回転焼 今川焼 お好み焼 たこ焼 みたらし 焼きそば 焼そば かき氷 萩原宿 美濃路 美濃街道 持ち帰り テイクアウト )
店頭のイーゼル看板「お品書き」が”その孫娘らしき女性?”の世代に商いが受け継がれている証しでしょうか。
建物の老朽化が厳しいのでこの状態がいつまで続くのか心配ですね。
>近所の子供や老人達が
実際私が食べている間にも買いに来る客がひっきりなしでしたよ。
>建物
以前と全く変わらない土間のテーブル席でした。やっぱりこれが真新しい店になってしまったら
ちょっと残念に思うかもしれませんねー。