ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

ニューライオン (2) @岐阜県岐阜市

2019年08月12日 | 岐阜県(岐阜)

久しぶりに岐阜市甚衛町の洋食屋「ニューライオン」へ。柳ヶ瀬方面から長良川に向かって長良橋通りを北上した先にある。この日は自転車でウロウロしていたので昼食を摂るべく店へ。片側に掘りごたつ式のテーブル席が並んでおり、奥には庭の見える小上がり席がある。この日の先客は2組。後からも数組が入ってきたが、駐車場(道を挟んだ反対側にあり)が分かりにくいので店の方に訊く人が多い。いつものように静かで落ち着いた雰囲気。給仕の娘さんに「味噌カツ定食」をお願いした。「お父さん、味噌カツ定食です。」と厨房に告げられ、すぐに油で揚げるパチパチというあのいい音が聞こえてきた。

しばらくして運ばれた「味噌カツ定食」はレタス中心のサラダ、漬物(しば漬け)と味噌汁が付いている。同じものかは分からないが、以前食べた「みそステーキ」と同様に濃い色と強い照りをした味噌がかかったカツはやや薄め。カリッと揚がったカツとやや甘めの味噌だれを口に含むと、豚肉の脂と合わさった旨味ですぐにご飯をガツガツと掻き込みたくなる。他所の土地で生まれた方にはなかなか馴染みにくいだろう甘い味噌だれは、最近でこそ”なごやめし”の範疇で随分と全国的に知名度が上がったが、ある欧米人に初めて食べさせた時には「チョコレート!」と称された。「んなバカな…、味の分からん奴らやな」と思って目をつぶって先入観を排除して口に入れてみると…「あ、なるほど…」(苦笑)。それでも不思議なもので東海地方に育つと当たり前の味にご飯を欲するおかずになり、ご飯が進むのであった。次は主人の奥様のご実家だという弥八町の「ライオン」に行ってみようかな。(勘定は¥900)

以前の記事はこちら

 

NEW LION (ニューライオン)

 岐阜県岐阜市甚衛町2

※一度閉店されましたが、弁当、惣菜の店として復活しています(令和5年8月現在)

 

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