ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

グリルフレーバー (3) @滋賀県彦根市

2019年08月10日 | 滋賀県

ある休日の夜、滋賀県彦根市のお気に入りの洋食屋「グリルフレーバー」へ。この日は「花しょうぶ通り商店街」で何かイベントがあったらしく、通りには片付けをする人達が沢山居たが、こちら「銀座商店街」は人の通りもまばら。店に入ると予想に反して4組もの先客。まだ夕飯には少し早い時間帯だったが、あちらのイベントから流れてきただろうか。いつものように生花が飾られているテーブル席に腰掛けると、他の客と談笑していた年配の給仕女性がサッと立ってお茶を用意してくれる。メニューを眺めるまでもなく選んだのは、まだ未食だった「オムライス」。ゲンゴロウさんが食べていらっしゃったブログを見て次はコレと決めていた。紙ナプキンとスプーンが用意され、ハワイアンのようなBGMを聴きながら完成を待つ。

しばらくして「オムライス」が運ばれた。店頭のサンプルではトマトソース(あるいはケチャップ)仕様だったが、実際のものはデミグラスソースがたっぷりと。脇にパセリが添えてあって色目もいい。早速スプーンを入れていく。玉子はふわっと焼かれていてある程度の厚みもある。その玉子部分と融合しているのはチキンケチャップライス。やや水分は少なめ。小さめにカットされたチキン、玉ねぎ、それにいんげんが入っているのが珍しい。それをデミソースごと口の中へ。このデミグラスソース、以前に食べた「ビーフシチュー」に使われていたものと同じだと思うが、しっかり濃い色付きだが旨味過多でなく、独特の酸味と苦味があって旨い。クセになる味。もうあっという間に全てが胃の中へ。まだまだ食べてみたいものばかりだが、喫茶使いでパフェなんか食べるのもいいかも。きっと懐かしい味に違いない。(勘定は¥660)

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↓ 彦根城のお堀端で緑に埋もれていたヴォーリズ建築「旧・彦根高等商業学校外国人教員宿舎」(大正13年・1924・建造)。建築当初は3棟あり、近年まで建っていた北側の棟も老朽化によって解体されたそうだ。

 

 

↓ 中央町の路地にある一般住宅(建築詳細不明)。下見板張りの洋館は応接間だろうか。

 


 

グリル・フレーバー

滋賀県彦根市銀座町4-19

 

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コメント (2)
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