ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Performance Rockin' The Fillmore / Humble Pie

2018年11月04日 | クラシック・ロック

Performance Rockin' The Fillmore / Humble Pie (1971)

改めて言うまでもなく名盤、スティーヴ・マリオット(Steve Marriot)率いるハンブル・パイ(Humble Pie)のフィルモアでのライヴ盤。スモール・フェイセズ(Small Faces)でのモッドで童顔なスティーヴ・マリオットからするとえらくヒネてしまった風貌だが、グッと腰を落とした演奏とソウルフルなヴォーカルが堪らない。自分はハンブル・パイのアルバムは1枚も持っていないので、様々な批評は目にしていたし、このアルバムの評判も聞いていたけれどしっかり聴いたことは無かった。時々つまみ聴きはしていたのだが、あまりにもスモール・フェイセズと違うのでとっつきにくかった感じもある。エンジニアはジミ(Jimi Hendrix)、ツェッペリン(Led Zeppelin)、ストーンズ(The Rolling Stones)、キッス(Kiss)など大物との仕事で有名なエディー・クレーマー(Eddie Kramer)。70年代ライヴといえばこの人だ。

ハンブル・パイにヒット曲があったのかどうかは知らないが、インプロヴィゼーション主体で曲としての掴みどころは無いものの、緩急自在な演奏で飽きさせず、アルバム1枚聴き通してしまう魅力がある。こういう類のライヴ演奏ってミュージシャン同士ステージ上ではどういうコンタクトをとっているのか知らないが、多分ステージ毎に全然内容が違ってくるんじゃないかな(ちなみにギターで参加しているのは若かりしピーター・フランプトン)。ツェッペリンの「胸いっぱいの愛を」(Whole Lotta Love)の元曲ともいわれるスモール・フェイセズ時代の「You Need Loving」の一節も聴ける。これももっと早く聴いていれば結構ハマっただろうと思う。でもアルバム全部集めたりと大変な事になっていたかも…。

オークションにて購入(¥648)

  • CD (1990/10/25)
  • Disc : 1
  • Format: Import, Live
  • Label : A&M
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入船 @岐阜県関市(5)

2018年11月04日 | 岐阜県(中濃・老舗)

岐阜県関市の麺類食堂「入船」へ。夕方早い時間には閉まってしまうが、日曜もやっていて昼遅い時間でも入れるので便利な店(でも材料切れなどで引き返したことも)。この日はまだ営業が始まってさほど時間が経っていない時間に訪問。隣の駐車場に車を停めて中へ。女将さんはまだ準備の最中といったところ。長テーブル席に座り、壁に貼られた品書きを眺め、いつも中華そばとかつ丼しか頼んでいないなァと「親子丼」を注文してみた。調理場と窯を慌ただしく行き来する女将さんと、時を経て飴色になった建具を眺めながら出来上がりを待つ。

丼ぶりを釜の熱気で温める丁寧な仕事を経て運ばれた「親子丼」は、かつ丼と同様に青葱が使われ、小さく切ったもも肉と蒲鉾が入っていて、刻み海苔が振られている。玉子はしっかりめに火が通っていた。つゆの味付けはやや薄めでやさしい感じ。これだと少し七色などを振りたいが、卓上には無かったのでそのままいただく。たくあんを挟みながらするするっと胃の腑へ。最後に温かいお茶をいただいて勘定してもらった。(勘定は¥600)

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↓ 相生町にある創業江戸後期という「旧・紙卯商店(株式会社カミウ)」(建築詳細不明)。2階に袖壁のある町屋建築。商店だった名残は店先のショーケース(戸袋?)に。逆読みの店名と商標が素敵。電話番号も3桁で局番無し。

 

 


 

入船

岐阜県関市大平町2-6

 

( 関 せき たいへいちょう 太平町 いりふね 麺類食堂 大衆食堂 中華そば ラーメン チャーシュー麺 カツ丼 かつ丼 おくどさん 近代建築 )

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