ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

鶴丸 (2) @岐阜県大垣市 (※閉店)

2018年11月02日 | 岐阜県(西濃・老舗)

祝日に時間が空いたので、折角だから普段日曜休みで祝日は営業している店に行こうと大垣の麺類食堂「鶴丸」へ。こちらも通いたくてもなかなか通えない店だ。昼一番で暖簾をくぐると、まだ主人がテーブル席で新聞を読んでいらっしゃった。「どうぞどうぞ」と導かれ腰を下ろす。以前は気付かなかったが、壁に”長寿ボウラー番付”なるものが貼ってあり、そこには主人の名も。現在御年87でボウリングの方も現役のようだ。凄いなァ。それはさておき注文したのは「きしめん定食」。こちらの定食は柳ヶ瀬の「武蔵野本店」のように段重ねの器でやってくるのだ。ご飯の量は分からなかったので「半分で」お願いした。給仕を主人がやっていたので調理は女将さんか、もう1人声が聞こえた女性が担当しているのかな。

しばらくしてダルマ型の容器が運ばれた(ダルマではなく提灯かな)。勇んで蓋を取る。そこには千切りキャベツにのった豚の生姜焼き、昆布の佃煮、たくあん、そしてご飯が盛られている。その段を持ち上げると、一番下には揚げと花鰹のみのシンプルなきしめんが。さっそくきしめんから手繰ってみる。茹で加減はゆるゆる。今までで一番軟らかいきしめんかも。つゆは甘さ控えめ。すっきりして旨い。そしておかずの方にも手を付ける。生姜焼きは濃い味付け。ご飯は一人前に見えたが薄く盛ってあり濃い生姜焼きの味にはもちろん足りないが、自分の腹具合にはちょうどいい量になった。主人に勘定してもらうと「ご飯少なかったで50円引いとくわ。」との有難いお言葉。次はいつ来れるかなァ…。(勘定は¥800 -¥50)

以前の記事はこちら

※残念ながら令和2年5月末を以って閉店されました

 

 


 

↓ 日没前に揖斐川町方面へ足を延ばす。「イビデン(株)川上発電所」(昭和10年・1935・建造 ・写真下左)と、「イビデン(株)広瀬発電所」(大正14年・1925・建造 ・写真下右)。どちらも古い建物のはずだが、川上発電所は塗り替えられたのかそんな感じには見えない。

 

↓ 東横山の「cafe notari」(建築詳細不明)。築80年の郵便局舎だったという建物を主人が改造したのだとか。電気が灯っていたので入ってみようと入口まで行くと…消灯。残念ながらちょうど閉店時間になってしまった。次はぜひ。

 

↓ 以前にも訪れた道の駅「星のふるさと・ふじはし」横の「イビデン(株)東横山発電所(旧・揖斐川電力東横山発電所)」(大正10年・1921・建造)。夕方に見るとまた違った雰囲気。古い建物は見るたびに表情が違って面白い。

 

 


 

 

鶴丸

岐阜県大垣市林町2-30-4

 

( 大垣 おおがき つるまる 鶴丸食堂 麺類食堂 大衆食堂 中華そば うどん きしめん 丼物 近代建築 発電所 揖斐川電力 藤橋郵便局 閉店 廃業 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする