岐阜県関市の麺類食堂「入船」へ。夕方早い時間には閉まってしまうが、日曜もやっていて昼遅い時間でも入れるので便利な店(でも材料切れなどで引き返したことも)。この日はまだ営業が始まってさほど時間が経っていない時間に訪問。隣の駐車場に車を停めて中へ。女将さんはまだ準備の最中といったところ。長テーブル席に座り、壁に貼られた品書きを眺め、いつも中華そばとかつ丼しか頼んでいないなァと「親子丼」を注文してみた。調理場と窯を慌ただしく行き来する女将さんと、時を経て飴色になった建具を眺めながら出来上がりを待つ。
丼ぶりを釜の熱気で温める丁寧な仕事を経て運ばれた「親子丼」は、かつ丼と同様に青葱が使われ、小さく切ったもも肉と蒲鉾が入っていて、刻み海苔が振られている。玉子はしっかりめに火が通っていた。つゆの味付けはやや薄めでやさしい感じ。これだと少し七色などを振りたいが、卓上には無かったのでそのままいただく。たくあんを挟みながらするするっと胃の腑へ。最後に温かいお茶をいただいて勘定してもらった。(勘定は¥600)
↓ 相生町にある創業江戸後期という「旧・紙卯商店(株式会社カミウ)」(建築詳細不明)◇。2階に袖壁のある町屋建築。商店だった名残は店先のショーケース(戸袋?)に。逆読みの店名と商標が素敵。電話番号も3桁で局番無し。
入船
岐阜県関市大平町2-6
( 関 せき たいへいちょう 太平町 いりふね 麺類食堂 大衆食堂 中華そば ラーメン チャーシュー麺 カツ丼 かつ丼 おくどさん 近代建築 )
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます