ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Playlist : The Very Best Of / Men At Work

2018年11月20日 | エイティーズ

Playlist : The Very Best Of / Men At Work (2009)

80年代に活躍したオーストラリア出身のメン・アット・ワーク(Men At Work)。何曲かが大ヒットしたので覚えている人も多いかも。81年にファースト・アルバムが出て、自分は2枚目の「Cargo」をアナログで所有している(はず)。出身地の固定観念を除いても当時から垢抜けていなかったし、ヴォーカルを担当するコリン・ヘイ(Colin Hay)が斜視で外見のイメージが強過ぎるのだが、”泥臭いスティング(Sting)”みたいなハスキーな声が耳に残り、あの時代にぴったりの雰囲気だった曲の数々が印象に残っている。中古店の棚にこのベスト盤が刺さっているのを見付けて、安価だったのと懐かしさで購入してみた。

この「Playlist」シリーズはソニー系のベスト盤シリーズで、安価、簡易包装(デジパック)、曲数は最小限、インタラクティヴなデータ付き、という”コンパクトにまとめる”というコンセプトの基に作られているようだ。確かに過去のアーティストを試してみる時に、充実し過ぎた内容の2枚組ベスト盤なんかはトゥーマッチな場合も多々ある。録音時期順では並んでいないが、ヒット曲の数々とアルバムに収録されていた佳曲の数々はサックスやフルートなども効いてとてもいい。しかしながらこのバンド、あれだけ80年代に強くインパクトを残したのに、たった4枚のアルバムしか発表していなかったとは知らなかった。

中古店にて購入(¥324)

  • CD (2009/9/15)
  • Disc : 1
  • Format: Import
  • Label : Playlist
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長春堂 @岐阜県可児郡御嵩町

2018年11月20日 | 岐阜県(中濃)

 

最近は遠出する際には新しく綺麗なバイパス道路は避けて、旧道、旧街道をわざわざ通ることが多い。風情ある古い建物がないか探したり、歴史ある町並みに少しでも触れるため。バイパスは便利で早いが沿線に出来る店はチェーン店やコンビニばかりで面白味が無いしね。土岐方面に行く際にも多治見からの21号線バイパスは通らずに御嵩方面から鬼岩公園を抜けていくことが多い。こちら「長春堂」は近くに酒造があることもあって以前から知っていたのだが、ゆめ未来さんのブログで名物菓子があることを知り、ある日に前を通り過ぎた際に「あ、そういえば…」と思い出し、引き返して寄ってみた。店に入るとその銘菓「栗すだれ」が並んでいる。ひと棹購入して持ち帰った。

包みを開けると簾(すだれ)に巻かれた羽二重餅(求肥)が、その中に栗の餡がしっかりと詰まっている。黒文字ではちょっと大変なので包丁で切り分けて嫁といただく。軟らかい羽二重餅の食感の中に、しっかりと粒感の残った栗きんとんといった塩梅の優しい風味と甘さがあり旨い。切り分けた厚さで感じが変わるのもイイ。そういえば犬山の「もちたけ」にも似たような菓子があった。もちろん食べ切れないので置いておいて、翌日に包みを開けたら随分と減っている…。嫁がもう少し、もう少しと減らしていったようだ(苦笑)。この他にも「抹茶すだれ」「柿すだれ」「桜すだれ」などのヴァリエーションがある。次は「抹茶すだれ」を買ってみようかな。(勘定は¥1,200程)

 

御菓子処 長春堂

岐阜県可児郡御嵩町中切1439-4

 

( 御嵩 みたけ ちょうしゅんどう くりすだれ 和菓子 御菓子司 栗きんとん 中山道 御嵩宿 平井酒造場 )

コメント (2)
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