Playlist : The Very Best Of / Men At Work (2009)
80年代に活躍したオーストラリア出身のメン・アット・ワーク(Men At Work)。何曲かが大ヒットしたので覚えている人も多いかも。81年にファースト・アルバムが出て、自分は2枚目の「Cargo」をアナログで所有している(はず)。出身地の固定観念を除いても当時から垢抜けていなかったし、ヴォーカルを担当するコリン・ヘイ(Colin Hay)が斜視で外見のイメージが強過ぎるのだが、”泥臭いスティング(Sting)”みたいなハスキーな声が耳に残り、あの時代にぴったりの雰囲気だった曲の数々が印象に残っている。中古店の棚にこのベスト盤が刺さっているのを見付けて、安価だったのと懐かしさで購入してみた。
この「Playlist」シリーズはソニー系のベスト盤シリーズで、安価、簡易包装(デジパック)、曲数は最小限、インタラクティヴなデータ付き、という”コンパクトにまとめる”というコンセプトの基に作られているようだ。確かに過去のアーティストを試してみる時に、充実し過ぎた内容の2枚組ベスト盤なんかはトゥーマッチな場合も多々ある。録音時期順では並んでいないが、ヒット曲の数々とアルバムに収録されていた佳曲の数々はサックスやフルートなども効いてとてもいい。しかしながらこのバンド、あれだけ80年代に強くインパクトを残したのに、たった4枚のアルバムしか発表していなかったとは知らなかった。
中古店にて購入(¥324)
- CD (2009/9/15)
- Disc : 1
- Format: Import
- Label : Playlist