伏見にある麺類食堂「浅田屋」へ。店内には黒く長いテーブルの席と普通のテーブル席が3つ程。創業年は分からないが、店の雰囲気からいくと古い感じはしない(→昭和2年<1927>創業だそうです)。でも店内で使っている盆などを見ると結構年季が入っていそう。給仕の男性の他、厨房には男性1人、年配の女性1人。腰を下ろして品書きを手に取る。数多い品書きの他にも”サービス品”として丼物と麺類のセットが貼り出されていた。とあるブログに載っていた写真を見てこちらの「親子丼」が食べたかったので、うどんとのセットになった「親子丼+ミニうどん」を注文。
テレビを見ながら待っていると「親子丼+ミニうどん」が登場。うどんは”冷たいの”にしてもらっている。奥三河若鳥せせりと赤玉子を使ったというこちらの「親子丼」は、つゆで煮た具(鶏肉、玉葱)を玉子でとじてあるのだが、長浜の「鳥喜多」の親子丼のように、その上から生玉子が目玉のまま落としてある。つゆは量が多めで白いご飯が見えないくらい。とじた玉子の火入れは強め。自分にはやや甘味が強く濃いめのつゆだが、目玉を潰すといい感じにマイルドに。すっきりとしたつゆのうどんは細めで刻みネギのみがのせられている。セット物だったので大して期待していなかったのだが、コシこそないものの伸びやかでとても旨いうどんだった。添えられた2種類の漬物と共に丼ぶりとうどんを交互にやっつける。次はきしめんを食べてみようかな。(勘定は¥850)
うどん・そば 浅田屋
愛知県名古屋市中区栄1-9-13
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