ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Live At The Budokan / Blur

2014年05月12日 | オルタナティヴ・ロック

Blur

Live At The Budokan / Blur (1996)

ブラー(Blur)1995年の来日ライヴを収録した日本限定で発売のオフィシャル盤。オルタナ全盛の当時、自分はブラーを聴いていなかったので、雑誌等で情報を見るだけだった。もちろんいくつかのシングル曲は聴いていたし、そのポップ・センスはなかなかだと思っていたが、まだ彼らはどちらかというとアイドルっぽい扱いを受けていた頃で、このアルバムでも観客の歓声は黄色い。「Parklife」のPVにフィル・ダニエルズ(Phil Daniels)を起用したりしておっ、と思わせられた。それでもまだなまじっかデーモン(Damon Albarn)のルックスがいいだけに、”女子供向け”感は拭えなかったけれど。当時の口の悪いライバル、オアシス(Oasis)の兄弟が揃って不細工っていうのもあって相対的に…。この後に脱皮してグッと深みが増し(←自分はそう感じた)、彼らの楽曲が結構好きになっていく。そして一度2003年に活動停止するまでにはイギリス的楽曲を代表するような存在のバンドになっていった。

このライヴ盤が当時の彼らの技量を忠実に示しているかはコアなファンでないので何とも言えないが、相変わらずジャケやアートワークのセンスはポップでいい。演奏力はなかなかのもの。ややデーモンのヴォーカルが一本調子か。完全収録なのかどうか分らないが、曲間を含めてちょっと散漫に感じられるところもある。2枚組のところを編集して1枚にした方がしっくりきたかも。

ブックオフにて購入(¥250)

?CD (1996/5/22)
?ディスク枚数: 2
?フォーマット: Double CD
?レーベル: EMIミュージック・ジャパン

コメント
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