ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

かぶと @名古屋市中村区・名駅

2014年04月29日 | 名古屋(中村区・西区)

名古屋駅の太閤通口方面を笹島方面へ行った新幹線高架下にある居酒屋「かぶと」。全国の地酒が揃っているとの事だったので、夕方5時過ぎに入ってみた。ガード下ではあるけれど店構えは古くない。店に入ると厨房を囲むようにカウンターがある。広くないお店にはすでに客がいっぱい。スーツ姿のサラリーマンが多いが、旅行者らしき男女も。かろうじて席が空いていたのでおでん鍋の前の席に座らせてもらう。作務衣を着た主人と女将さん、手伝いの女性の3人で切り盛りしている。

さっそく日本酒をと思ったが、リストは無く、一番奥の棚に並んでいる一升瓶から選ぶとのこと。ずらっと並んでいて嬉しいが、店内は混んでいるからそちらまで行って選ぶのも気が引けるし、遠い席からだとめっきり視力の落ちてきた自分にはちょっとラベルの文字が読みづらい。ちょっと紙に書いてあるだけで便利なんだけどな…。それでもどのお酒を選んでも¥550ていうのは嬉しいね。なんとか分かりそうなものの中から新潟の「君の井」を選び、冷や(常温)で注文、つまみには目の前の鍋の中から大根、スジなどおでんをいくつか選んだ。お酒はグラス+枡で提供された。こちらのおでんはこの地方には珍しく関西風の澄んだつゆ。しっかり味も浸み込んでいて旨い。そう言えば最近はこの地方特有のどて味噌ベースの古いお店ばかり訪問していたので久し振りで新鮮。追加でさつま揚げと燗酒(銘柄失念)を頼んだ。他の客が選んでいる酒肴も、いわゆる一杯飲み屋みたいな簡単な感じではなく、ちゃんと手がかかっている。

この後の用事の前に腹ごしらえをする必要があったので、壁に貼られた短冊メニューからさば寿司を頼んだ。このお店は酒肴の他に握り寿司や巻き寿司もあるのでうれしい。さば寿司の量は分からず注文したが、しっかりと1人前8切れあり、お腹も満たされた。お酒を飲みながらさば寿司食べるのって大好きだ。覚悟はしていたが、店が小さいだけに紫煙がきついのが自分にとっては辛いが、駅から近いこともあってとても便利に使えそうなお店だった。名駅近辺には他にも「かぶと」と名の付いた居酒屋があるので注意。(勘定は¥2,400程)

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かぶと

愛知県名古屋市中村区名駅1-3-7

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