ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

空也 @東京・銀座

2013年11月01日 | 東京都(老舗)

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最中(もなか)で有名な「空也」。明治17(1884)年創業。いつ行っても店頭に「本日分は売り切れました」の張り紙がしてある人気の手土産だ。それでも拡大生産をせず、その日に作った分で売り切りで発送もしないので確実に手に入れるには予約して店頭で受け取るしかない。今回の訪問では割と早く予定が決まっていたので、是非買って帰りたいと早々に電話予約した。そうなるとあの人にも、あの人にもと数が増えていく。それでも今はどんな老舗の銘菓でも工場での量産が多く、大きなデパートや駅に山と積んであるので、この店に行って受け取らないと手に入れる事が出来ないお菓子というのは田舎者にはそれだけでもちょっと特別な感じがしてわくわくする。

小さな間口の店内には予約で注文の入った菓子箱が山積みになっている。名前を告げて包んでもらい、とうとう念願の空也もなかを手に入れた。後日、我が家用に買って帰った最中を食べたが、小振りな最中は時間が経っていても外の皮が張りを失っておらず、いい食感(お店の人にこの季節なら1週間位は日持ちすると教えてもらった)。餡は甘すぎず、かといって物足りない訳でなく、丁度いい塩梅。いやぁ、この餡旨い。自分は和菓子が好きになってから日が浅いが、こういう具合の餡を食べてしまうと甘ったるいだけの餡は食べられなくなってしまう。家族や差し上げた人達にもとても喜ばれたのでわざわざ足を運んで良かった。(勘定は¥1,100/箱)

空也

東京都中央区銀座6-7-19

(くうや 空也もなか 空也最中 最中 もなか)

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