ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

プレーゴ (Prego) ラシック店 @名古屋市中区・栄

2013年11月24日 | 名古屋(中区)

珍しく家族揃って外食。子供が大きくなるに従ってそれぞれの予定が重なって、自宅と自宅近くでの外食以外で揃う事は少なくなってしまった。この日はソファを新調するために栄に出かけたが、子供も皆ついてきたので一緒にディナー。店は栄・ラシックの8階にあるイタリアン「プレーゴ」。嫁も娘もラシックの他の店はほとんど行ったことがあるらしいが、ここは初訪とのこと。自分はチェーン店が集まるこうした建物ではほとんど食事をしないのでもちろん初めて。後で調べてみると、三重県津市にある昭和3年創業の老舗洋食店「東洋軒」の経営のようだ。そこも行ってみたいな。店はお洒落でカジュアルなイタリアンで(店名にはバーとある)、ピッツァ用石窯もあるようだ。ただ厨房は目線より上にあるので見る事は出来ない。

前菜としてカプレーゼを注文。他に経営元洋食店の名物だというブラックカレーが載ったピッツァ。息子は大好物のマルゲリータ・ピッツァを丸ごと(←誰も味見さえさせてもらえない・笑)。他はそれぞれパスタを注文。どれもスパゲッティーニで一つだけタリアテッレがあったのでそれを注文。茹で時間の関係か、女性に人気なのか、日本の洒落たイタリアンの店ではスパゲッティーニのメニューが多い。行った事ないけど本場ではどうなのかな。

カプレーゼもブラックカレー・ピッツァもなかなか旨い。カレー味はピッツァとしては邪道だが、辛味も強くなく、スパイスの香りもちゃんとして、真ん中に割られた半熟玉子の黄身でマイルドさを出している美味しいカレー・ソースだった。パスタは大振りに切られた豚肉と水菜(店員からことわりが入ったが本来はほうれん草らしい)と濃厚なクリームソースが絡まったもので茹で加減も悪くなく旨い。出来れば水菜でない方がもちろん良かったが。水菜って手頃だからよく使われるが独特の苦みがあり、実は難しい食材じゃないかなと思う。基本のトマトソースも少し味見したが、少しニンニクの苦みが強いが、しっかり酸味と甘みがあり旨かった。いつも自分でトマトソースを作って常備しているが、自作ではどうしても酸味が強くなり過ぎるきらいがある。トマトソースはシンプルなだけにそのあたりのバランスが難しい。(勘定はお酒抜きで約¥2,000程/1人)

プレーゴ ラシック店 (ItalianBar Prego LACHIC)

愛知県名古屋市中区栄3-6-1 ラシック 8F

(イタリアンバー プレーゴ ラシック)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする