ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

神田志乃多寿司 @東京・神田淡路町

2013年11月17日 | 東京都(老舗)

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雨のそぼ降る中、「笹巻きけぬきすし」と一緒に買い求めたのは、同じ神田の隣町にある「神田志乃多寿司」。外堀通り沿いの三叉路にある創業明治35(1902)年の老舗稲荷ずし店。現在はとても近代的なビルになっている。

ちなみにネット上(近江屋洋菓子店さんのHPから拝借)で見つけた昭和30年代と思われる店の写真がこちら ↓

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(すでにビルディングだ)

「しのだ」を名乗る稲荷ずし店は人形町や浅草にもあり(表記は様々)、どちらも老舗なのだが、系譜はよく分からない。人形町は創業明治10年とのこと。さして遠くない距離だからなにか関係があったのだろうか。どちらの稲荷にもファンがいるようだが、ここはもちろん食べ比べをしてみようと、後日、人形町にも行く計画をしている。

店に入るとカウンターに埋め込まれた大きなガラスのショーケースがあり、そこに色んな種類や組み合わせの折詰サンプルがある。稲荷ずしと海苔巻きだけではなく、大阪寿司(押し寿司)も色々な種類がある。昼には地下で食べる事も出来るようだ。数ある中から一番小さい「しのだのり巻き」の7個入りを注文。作って箱に入れてあるのではなく、その場で入れてくれた。

翌日に朝食として食べてみる。揚げは煮汁と油が多めに含まれていて甘めの味付け。中の酢飯の酸味と合って旨い。海苔巻きのかんぴょうも甘めの味付け。どちらもはっきりとした濃い味付けの味わいで熱いお茶にぴったりだ。(勘定は¥683)

人形町志乃多寿司總本店の記事はこちら

神田志乃多寿司 (かんだしのだずし)

東京都千代田区神田淡路町2-2

(神田 志乃多寿司 志乃田寿司 志乃だ寿司 志のだ寿司 しのだ寿司 いなり寿司 稲荷ずし いなり)

 

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