ープチ・ニコラーLE PETIT NICOLAS/LITTLE NICHOLAS
2009年 フランス
ローラン・ティラール監督 マキシム・ゴダール(ニコラ)ヴァレリー・ルメルシェ(ママ)カド・メラッド(パパ)サンドリーヌ・キベルラン(先生)フランソワ=グザヴィエ・ドゥメゾン(ル・ブイヨン)ミシェル・デュショーソワ(校長)ダニエル・プレヴォスト(ムシュブム氏)ミシェル・ガラブリュ(大臣)アネモーネ(ナヴァラン婦人)フランソワ・ダミアン(プレデュール)ルイーズ・ブルゴワン(花屋)ヴァンサン・クロード(アルセスト)シャルル・ヴァイヤン(ジョフロワ)ヴィクトール・カルル(クロテール)ベンジャマン・アヴェルティ(ウード)ジェルマン・プチ・ダミコ(リュフュス)ダミアン・フェルデル(アニャン)ヴィルジル・ティラール(ジョアキム)
【解説】
フランスで50年以上愛され続けている国民的絵本「プチ・ニコラ」を、『モリエール 恋こそ喜劇』のローラン・ティラール監督が実写映画化したハートフル・コメディー。両親の会話を立ち聞きして、弟が生まれたら自分は捨てられると思い込んだ少年が巻き起こす騒動を描く。主人公のニコラには本作が長編デビューとなるマキシム・ゴダール、共演には『モンテーニュ通りのカフェ』のヴァレリー・ルメルシェ、『幸せはシャンソニア劇場から』のカド・メラッドら実力派がそろう。
【あらすじ】
天真爛漫(らんまん)な小学生のニコラ(マキシム・ゴダール)は、大好きな家族と友達に囲まれ楽しい毎日を送っていた。そんなある日、両親の会話を耳にした彼は、母親にもうすぐ赤ん坊が生まれると勘違いする。弟が生まれたら自分は捨てられるかもしれないと思い込んだニコラは、いたずら友達と一緒にとんでもないことを思いつくが……。(シネマトゥデイ)
【感想】
子供たちの個性が生きて、楽しい作品でした。
周りの大人たちもかなり個性的です。
「両親に赤ちゃんができたら、僕は捨てられる」と思い込むニコラ。
悩めるニコラが、めちゃかわいい!!
よく思いつくよね、いろんないたづら。
ニコラの日常をさらっと描いて、幸せな気分になる作品です。
子供は、子供なりに一生懸命生きているんですよね。
よかれと思ったことが、失敗して怒られたり、あとでえらいことになったり。
そうして、子供は成長していくのね。
そのためにも、愛情を持って見守る大人の存在が大切ですよね。
微笑ましい作品でした。