マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

クリムト

2007-06-18 10:06:12 | 映画ーDVD
ークリムトー
2006年 オーストリア/フランス/ドイツ/イギリス ラウル・ルイス監督 ジョン・マルコヴィッチ 、ヴェロニカ・フェレ 、サフロン・バロウズ 、スティーヴン・ディレイン 、ニコライ・キンスキー 、サンドラ・チェッカレッリ 、ポール・ヒルトン 、エルンスト・ストッツナー 、アグライア・シスコヴィッチ

【解説】
19世紀末のオーストリアに実在した天才画家クリムトの、時代を先取りした作品と彼の人生を描いたファンタジー。死の床にある男が自分の人生のハイライトを回想する。クリムトを迫真の演技でみせるのは、『リバティーン』のジョン・マルコヴィッチ。その愛弟子役には『イーオン・フラックス』のニコライ・キンスキーがふんしている。実際クリムトがデザインした衣装を再現したドレスや、世紀末の香り漂う豪華な内装に魅せられる。

【あらすじ】
1918年、グスタフ・クリムト(ジョン・マルコヴィッチ)は脳卒中で倒れ、病院に運ばれる。稀代の画家を見舞うのは弟子のエゴン・シーレ(ニコライ・キンスキー)だけ。混濁(こんだく)した意識の中、彼は自らの人生を回想していた。1900年、保守的なウィーンでクリムトの描く裸婦はスキャンダルとなったが、パリでは絶賛され……。 (シネマトゥデイ)

【感想】
以前、クリムトの金箔の作品は、日本の技術が生かされているというTVの特集を見たことあったので、人とその生涯という面で興味があったのですが、この作品はまったく違っていました。

梅毒に冒され死の床にあるクリムト(ジョン・マルコヴィッチ)を弟子のシーレ(ニコライ・キンスキー)が見舞っています。

そうして始まる、たぶんクリムトが死を直前にして回想しているのであろう、現実と幻想が交錯する世界。
なかなか難解です。
このころの、ヨーロッパ画壇の状況も知らないし、クリムトやシーレについても知識がないので、よけい難しく感じました。

もし、そういう理屈を抜きでいいなら、美しい映像だけを楽しめば良い映画なのかも知れません。
女性のファッションや室内の豪華さ。
裸体のモデルたちの美しさ。
芸術と隣り合わせにある死の匂いの甘美さーというような。


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2 コメント

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マダムも・・ (杏子)
2007-06-18 21:41:47
難解と感じたのね~~と、ちょっと嬉しかったりする。私だけじゃないのね(爆)
敗因はクリムトという画家の作品も知らずに観たことでしょうか(^^;
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杏子さんへ (よう)
2007-06-19 05:05:16
知らないから、難解なのかなあ?
クリムトを知りたい人も、満足できないんじゃないかな?
久しぶりに、幻想的な映画だったわ。
鏡とか、謎の男とか、レアを求めるとかね。

シーレも28歳で同じ年に亡くなっているんですって。
芸術と死がテーマかな、と感じました。
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