ー輝ける女たちー
2006年 フランス ティエリー・クリファ監督 ジェラール・ランヴァン(ニッキー)カトリーヌ・ドヌーヴ(アリス)エマニュエル・ベアール(レア)ミュウ=ミュウ(シモーヌ)ジェラルディン・ペラス(マリアンヌ)ミヒャエル・コーエン(ニノ)クロード・ブラッスール(ガブリエル)ヴァレリー・ルメルシェ(パメラ)ピエリック・リリュ(ファブリス)クレール・モーリエ(コレット)ジル・ルルーシュ(ジェローム)
【解説】
大切な人の死によってそれまで疎遠だった“ファミリー”が再び集い、新しいスタートを切る人間讃歌。南仏のキャバレーに集う人々の、複雑に絡み合う人間模様を軽やかにみせる。下り坂の中年男を演じるのは『ムッシュ・カステラの恋』のジェラール・ランヴァン。彼の元妻役にカトリーヌ・ドヌーヴ、現在の恋人役にエマニュエル・ベアールと豪華キャストが勢ぞろい。フランスを代表する二人の大女優が、劇中で披露する見事な歌声は必“聴”。(シネマトゥデイ)
【あらすじ】
ある晩、ニースにあるキャバレー“青いオウム”のオーナー、ガブリエル(クロード・ブラッスール)が帰らぬ人となる。葬儀には彼を父のように慕っていたマジシャンのニッキー(ジェラール・ランヴァン)をはじめ、彼に縁のある人々が集まった。その後、遺言が公開され、なんと店はニッキーの子どもたちが相続することになる。(シネマトゥデイ)
【感想】
フランス映画らしい作品でしたが、皮肉がきつすぎず、私には見やすい映画でした。
登場人物の紹介も、なかなか凝っていて、それだけに関係がわかるまで少し苦労しました。
でも、その複雑な人間関係が、深く絡み合っているところがこの映画の見どころでもあります。
かつて愛し合って、かつて憎んで別れた、でも、それを乗り越えてなお、つながれる部分を探りあっているまさに、大人の関係でした。
ニッキー(ジェラール・ランヴァン)をはさんだアリス(カトリーヌ・ドヌーヴ)とシモーヌ(ミュウ=ミュウ)の三角関係。
スリリングでした。
若いマリアンヌ(ジェラルディン・ペラス)とニノ(ヒャエル・コーエン)の異母兄妹が、親世代の愛憎を見直しながら、自分の生き方を見つけていく映画でもありました。
ニースのキャバレー、夢のような世界ではあるけれど、そこに生きる人は現実を生きているわけで、しがらみが当然あります。
人生は簡単じゃないけど、みんなその時々、これがベストだと思って生きてきたんですよね。
「これが人生」登場人物たちが幾度となく口にするセリフです。
絆を発見した人たちが抱き合って夜空を飾る花火に魅入るシーンはとても美しかったです。
挿入されるエマニュエル・ベアールの歌声、けだるいシャンソンがこの映画にぴったりでした。
ジェラルディン・ペラスの歌うフランス語の「ローズ」。
ちょうど先々週末、「ローズ」を日本語で歌う女性ヴォーカリストと知り合いになったばかりなので、私個人としてもタイムリーでした。
いい女勢揃いの、題名通りの映画でした。
2006年 フランス ティエリー・クリファ監督 ジェラール・ランヴァン(ニッキー)カトリーヌ・ドヌーヴ(アリス)エマニュエル・ベアール(レア)ミュウ=ミュウ(シモーヌ)ジェラルディン・ペラス(マリアンヌ)ミヒャエル・コーエン(ニノ)クロード・ブラッスール(ガブリエル)ヴァレリー・ルメルシェ(パメラ)ピエリック・リリュ(ファブリス)クレール・モーリエ(コレット)ジル・ルルーシュ(ジェローム)
【解説】
大切な人の死によってそれまで疎遠だった“ファミリー”が再び集い、新しいスタートを切る人間讃歌。南仏のキャバレーに集う人々の、複雑に絡み合う人間模様を軽やかにみせる。下り坂の中年男を演じるのは『ムッシュ・カステラの恋』のジェラール・ランヴァン。彼の元妻役にカトリーヌ・ドヌーヴ、現在の恋人役にエマニュエル・ベアールと豪華キャストが勢ぞろい。フランスを代表する二人の大女優が、劇中で披露する見事な歌声は必“聴”。(シネマトゥデイ)
【あらすじ】
ある晩、ニースにあるキャバレー“青いオウム”のオーナー、ガブリエル(クロード・ブラッスール)が帰らぬ人となる。葬儀には彼を父のように慕っていたマジシャンのニッキー(ジェラール・ランヴァン)をはじめ、彼に縁のある人々が集まった。その後、遺言が公開され、なんと店はニッキーの子どもたちが相続することになる。(シネマトゥデイ)
【感想】
フランス映画らしい作品でしたが、皮肉がきつすぎず、私には見やすい映画でした。
登場人物の紹介も、なかなか凝っていて、それだけに関係がわかるまで少し苦労しました。
でも、その複雑な人間関係が、深く絡み合っているところがこの映画の見どころでもあります。
かつて愛し合って、かつて憎んで別れた、でも、それを乗り越えてなお、つながれる部分を探りあっているまさに、大人の関係でした。
ニッキー(ジェラール・ランヴァン)をはさんだアリス(カトリーヌ・ドヌーヴ)とシモーヌ(ミュウ=ミュウ)の三角関係。
スリリングでした。
若いマリアンヌ(ジェラルディン・ペラス)とニノ(ヒャエル・コーエン)の異母兄妹が、親世代の愛憎を見直しながら、自分の生き方を見つけていく映画でもありました。
ニースのキャバレー、夢のような世界ではあるけれど、そこに生きる人は現実を生きているわけで、しがらみが当然あります。
人生は簡単じゃないけど、みんなその時々、これがベストだと思って生きてきたんですよね。
「これが人生」登場人物たちが幾度となく口にするセリフです。
絆を発見した人たちが抱き合って夜空を飾る花火に魅入るシーンはとても美しかったです。
挿入されるエマニュエル・ベアールの歌声、けだるいシャンソンがこの映画にぴったりでした。
ジェラルディン・ペラスの歌うフランス語の「ローズ」。
ちょうど先々週末、「ローズ」を日本語で歌う女性ヴォーカリストと知り合いになったばかりなので、私個人としてもタイムリーでした。
いい女勢揃いの、題名通りの映画でした。
時間がかかっちゃいました。
ちゃんと相関図を見ておいたら良かったのかもしれませんが、
むしろその理解するまでの時間のむずがゆさまでも
含めてステキな時間を過ごせた映画でした。
含めてステキな時間を過ごせた映画でした。
そうそう!その通り。
このへんが、フランス映画の一筋縄ではいかないところで、大人な感じがいいですよね。
マリアンヌも中盤まではまあいろいろ苦労もしたんだろうけどいやな女だなあと思っていたら、だんだん表情が和らいで、最後は「ROSE」ですものね、驚いちゃいます。
この展開、フランス映画らしいですよね。
とても見やすくわかりやすかったし、いい映画でした。
それにしても幅広い分野の映画を、た~くさん見られてますねー
この映画は、マダムの中では何番目くらいでしょう?
私は結構楽しめました
色っぽい元妻は誰だったっけ?と思いながら見ていましたが、カトリーヌ・ドヌーヴだったんですね
ありがとうございます。
この映画、フランス映画らしい深い人生模様でしたね。
「これが人生」
なにがあっても、そう言いながら乗り切っていきたいものですね。