マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

Dearダニー 君へのうた

2016-05-30 10:39:56 | 映画ーDVD

Dearダニー 君へのうたーDANNY COLLINS

2015年 アメリカ 107

 

監督=ダン・フォーゲルマン キャスト=アル・パチーノ (ダニー・コリンズ) アネット・ベニング (メアリー・シンクレア) ジェニファー・ガーナー (サマンサ・リー・ドネリー) ボビー・カナヴェイル (トム・ドネリー) クリストファー・プラマー(フランク・クラブマン)

 

【解説】

ジョン・レノンが新人アーティストに宛てた励ましの手紙が、数十年を経て本人に届いたという実話から着想を得たドラマ。曲を作るのをやめた往年の人気アーティストが、ジョン・レノンが自分宛てに送っていた手紙を読んだのを機に人生を見つめ直す。監督は、『塔の上のラプンツェル』などの脚本を手掛けたダン・フォーゲルマン。主演を務めた名優アル・パチーノを筆頭に、アネット・ベニング、ジェニファー・ガーナーら実力派が結集。全編で流れるジョンの楽曲も作品に彩りを添えている。

 

【あらすじ】

作曲活動から離れて何年もたち、人気アーティストとしての盛りも過ぎてしまったダニー・コリンズ(アル・パチーノ)。そんなある日、マネージャーから古い手紙を見つけたと渡される。それは駆け出しだった43年前の自分にジョン・レノンが送ってくれたもので、富や名声に自分を見失わず、音楽と真摯(しんし)に向き合うようにとつづられていた。それを読んだ彼は人生をやり直そうと決意してツアーをキャンセルし、一度も会ったことのない息子を訪ねる。(シネマトゥデイ)

 

【感想】

フォークソング歌手スティーヴ・ティルストンのエピソードがこの話の元らしいです。

過去のヒット曲を引っさげて、往年のファンのためにツアーをしているダニー・コリンズ(アル・パチーノ)。

経済的には何の心配もなく、若い恋人と結婚も目前。

 

そんな彼の元に、43年前ジョン・レノンからの手紙が届く。

転売目的に中間業者が手元においていたものをマネージャーのフランク(クリストファー・プラマー)が買い戻してくれたのだ。

内容は、当時新人歌手だったダニーに、君には才能があるから真摯に頑張りなさいというもの。

自分の作った歌を諦め、他人の曲でヒットしたダニーは、突然!!生き方を変える。

 

恋人に豪邸を譲り、地方のホテルにグランドピアノを持ち込み、作曲に専念しだした。

 

生き方の変化には、あったこともない息子との関係修復も含まれていた。

発達障害を持つ孫のためにもと、息子に邪険にされても、新曲の作曲と再出発に書けるダニーだったがー。

 

ジョン・レノンの手紙。

若い時にもらっていたらダニーの人生どうなっていたことやら。

成功はなかったかもしれないけど、自分の人生を生きれたかもしれない。

息子とも違う関係があったかも。

微妙なハッピーエンドですが、心温まる作品でした。

 

アル・パチーノの歌声、なかなか素敵です。

 



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