マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

フィフス・エレメント

2006-11-12 18:13:28 | 映画ーTV
1997年 フランス/アメリカ リュック・ベッソン監督 リー・エヴァンス 、ジョン・ネヴィル 、ブルース・ウィリス 、ゲイリー・オールドマン 、イアン・ホルム 、ミラ・ジョヴォヴィッチ 、クリス・タッカー 、ルーク・ペリー 、ブライオン・ジェームズ 、タイニー・リスター・Jr 、マチュー・カソヴィッツ 、マイウェン・ル・ベスコ

【解説】
2214年、巨大なエネルギー体が地球に接近しつつあった。コーベン・ダラスの運転するタクシー突っ込んでくる赤い髪の少女。コーベンは彼女リールーを神父の元へ届けるが、そこでリールーこそ地球存亡のカギを握ると知らされる。一方、地球の危機を救うための4つの石が、惑星フロストン・パラダイスでコンサートを行う異星のディーヴァに託されている事が判明。特殊部隊の精鋭でもあったコーベンはリールーを連れていく事になるが、敵の手がすぐそこまで伸びていた。

【感想】
荒唐無稽、スピーディな展開で、ありえないーことを普通に見せちゃう、さすが、リュツク・ベンソン、うまいです。
すごくたくさんのキャラが出てくるけど、それぞれ個性的で面白い。
襲いかかってくる何星人だっけ?まで可愛く見えるから不思議です。

まず、主人公、奥さんに逃げられ、うだつの上がらないマザコンのタクシー運転手、実は元軍隊の特殊部隊の精鋭がコーベン(ブルース・ウィリス)。

自らがフィフスエレメント、地球を守る鍵だと現れる、イカレてるとしか思えない女の子リールーににミラ・ジョボビッチ。
この子に、コーベンは恋をしてしまうの。
その秘密を代々受け継いできた神父(イアン・ホルム)。
はやとちりのおっちょこちょい。

地球を滅ぼそうと襲ってくる宇宙人の手先となっているのがゲーリー・オールドマン。
この人の髪型、とっても個性的。
すごく怖い人なんだけど、ドジなのよね。

惑星フロストン・パラダイスでコンサートをレポートしているのが女装のクリス・タッカー。
なぜか裏声でずーっとしゃべっていて、めちゃテンションが高い。

その他、いつも司令室にいて、報告を聞いている黒人の大統領や司令官、その部下たち。
襲ってくる宇宙人。
神父の弟子やパーティのお客に至るまで、隅々までいきとどいて凝っています。

スターウォーズみたいだし、ダイハードみたい。
唯一落ち着けるのは宇宙の歌姫ディーヴァが歌っている時だけ。
また、この歌が聞き惚れちゃうの。

とにかく、しっちゃかめっちゃかだけどまとまっている、不思議な映画でした。
面白かった。

スネークアイズ

2006-11-12 18:09:39 | 映画ーTV
1998年 アメリカ ブライアン・デ・パルマ監督 デヴィッド・コープ脚本 ニコラス・ケイジ 、ゲイリー・シニーズ 、ジョン・ハード 、カーラ・グギーノ 、スタン・ショウ 、ケヴィン・ダン 、マイケル・リスポリ 、ジョエル・ファビアーニ 、デヴィッド・アンソニー・ヒギンズ 、タマラ・チュニー

【解説】
アトランティック・シティのドーム会場で、大観衆を集めて進行中のボクシング王座戦。白熱する試合の最中、銃声と共にリングサイドで観戦中の国防長官が暗殺される。その瞬間を間近で目撃した汚職刑事のリックは、真犯人探しに奔走。容疑者は、スタジアムにいた14,000人全員だ…!!!サスペンス映画としての緊張感に欠けるのが残念だが、映画の冒頭13分間に渡ってドーム入口からリングサイドまでを一気に見せ切る長廻し撮影は圧巻だ。

【感想】
この映画の魅力は、最初の13分間の長回し撮影に尽きるのではないでしょうか。
それから、ニコラス・ケイジの登場シーン、リックというケチな刑事の人柄が一瞬にしてわかる。
すごい演技力、びっくりしました。

あとは、飽きずに最後まで見られるということで、特別なことはないように思いました。
最初のインパクトで最後まで引っ張るタイプの映画でした。

見終わってしまうと、リックがなんだかすごくいい人になっちゃって、こんなはずでは…と思うけど。

ゲイリー・シニーズの悪役が徹しきれていないからかなあ。
ジュリア(カーラ・グジーノ)も若すぎて、国家の機密を暴く人物にしては、頼りない感じがしました。

ニコラス・ケイジの演技ばかりが光って見えました。