マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

フル・モンティ

2006-11-18 18:58:24 | 映画ーTV
1997年 イギリス ピーター・カッタネオ監督 レスリー・シャープ 、エミリー・ウーフ 、ポール・バーバー 、ヒューゴ・スピアー 、ウィリアム・スネイプ 、ロバート・カーライル 、トム・ウィルキンソン 、マーク・アディ 、スティーヴ・ヒューイソン

【解説】
生活のためにストリップをする事を決意するしがない男たちの姿を描いた英国産のヒューマン・コメディ。イギリス北部のシェフィールドはかつて鉄鋼業で栄えた街だが、今では失業者の溢れる寂れた姿をさらしている。幼い息子の養育費を払う事が出来ずに共同親権を失いそうなガズもそんな失業者のひとり。だが親友のデイヴと共に男性ストリップショーに紛れ込んだガズは女性陣の熱狂ぶりに驚き、何の取り柄もない自分たちでもストリップをすれば金を稼げるのではないかと考えた……。(yahoo映画)

【感想】
失業は辛いです。
妻にも見捨てられ、今また息子も取り上げられようとしている。
毎日毎日職安通い。
工業に頼る町に押し寄せた不況の波。
個人の力では、どうしようもないことです。

そこで思いついたのが、男のストリップ、フル・モンティ=すっぽんぽん。
イケメンなんか一人もいない、年寄りや、デブや、痩せ過ぎと、問題ありの男たち。
こんな男たちの裸が見たいかあ、と半信半疑で見ていましたが、羞恥心と格闘の末、400人の観客の前ですっぽんぽんになった彼ら。
最後の決めポーズを後ろからとらえたショット、素晴らしい瞬間でした。
あっぱれでした。

ただ、男たちが小さなパンツ一枚になっておしりがあらわになったとき、お相撲みたいと思いましたから、日本人はこういうかっこうを見慣れているかもしれませんね。
日本だと、どうでしょう。
受けるでしょうか。

いい作品、と聞いていましたが、なんかポルノっぽい感じがして、後回しになっていました。
全然、ポルノっぽいところはないし、とてもいい作品でした。
この女性版が「カレンダーガール」でしょうか。
こちらも、とてもいい作品でした。お薦めです。

ハムレット

2006-11-18 18:48:29 | 映画ーTV
1996年 イギリス ケネス・プラナー監督・脚本 シェイクスピア原作 ケネス・ブラナー 、ケイト・ウィンスレット 、リチャード・ブライアーズ 、ジュリー・クリスティ 、デレク・ジャコビ 、ビリー・クリスタル 、ジャック・レモン 、チャールトン・ヘストン 、ロビン・ウィリアムズ 、リチャード・アッテンボロー 、ジェラール・ドパルデュー 、マイケル・マロニー 、ニコラス・ファレル 、ティモシー・スポール 、ルーファス・シーウェル 、ブライアン・ブレッスド

【解説】
これまでにもシャイクスピア作品の映画化を手掛けているケネス・ブラナーが、長年熱望してきた『ハムレット』に挑んだ歴史ドラマ。自ら監督、脚本、主演の3役をこなし、すべてのセリフをカットすることなく4時間を超える長尺で絢爛豪華に描ききる。オフィーリア役は「日蔭のふたり」のケイト・ウィンスレット。デンマーク国王が急死し、国王の弟クローディアスが即位する。しかしある晩、王子ハムレットの前に国王の亡霊が現われ、すべてはクローディアスの陰謀だと告げる。復讐を誓ったハムレットは愛するオフィーリアにさえ心を閉ざしてしまう。

【感想】
ケネス・プラナーが監督、脚本、主演をして、しかも4時間を越える大作。
見る方も大変疲れました。

私がケネス・プラナーを知ったのは「ハリーポッター賢者の石」のロックハート先生だったので、ハムレットはすごくシリアスな演技だったけど、やはりロックハート先生のイメージがちらつきました。
こんな才能のある人だとは、知りませんでした。
失礼しました、という感じで見ました。

他の役者さんも豪華絢爛。
オフェーリアにケイト・ウィンスレット。
ガートルードにジュリー・クリスティ。
他にもジャック・レモン 、チャールトン・ヘストン 、リチャード・アッテンボロー 、ジェラール・ドパルデュー 、ルーファス・シーウェルなど。
ビリー・クリスタルは墓堀り人夫でしたよ。
ロビン・ウィリアムスは試合の立会人だったけど、ほとんど別撮りじゃないの?と疑ってしまいました。
アップばかりで、背景がボケていましたからね。

セリフをひとつも削らないと言う試みには驚きです。
お城の中も、大広間を中心に、鏡の隠し扉や地下牢など、秘密の匂いがプンプンしてミステリアスでした。

ただ、舞台と違って映画はやはりリアルに感じるので、ハムレットが叔父に抱いた疑惑が、事実なのか妄想なのか、証拠が示されないので、ハムレットの悲劇にのめり込みきれませんでした。
そう言う意味では、やはりこの作品は舞台作品なのだと思いました。

ハムレットのテーマはやはり若者の人生の悩み「生きるべきか、死すべきか」の命題につきると思います。
ケネス・プラナーはすでに大人の分別を持っている感じがしたので、もう少し若いハムレットが見たい気がしました。

絶叫屋敷へいらっしゃい

2006-11-18 18:41:45 | 映画ーTV
1990年 アメリカ ダン・エイクロイド監督 ダン・エイクロイド 、デミ・ムーア 、チェヴィー・チェイス 、ジョン・キャンディ 、ヴァルリ・ブロムフィールド 、テイラー・ネグロン 、バーティラ・ダマス 、レイモンド・J・バリー 、ブライアン・ドイル=マーレイ

【解説】
投資コンサルタントのクリスが、交通違反で逮捕された。そして彼は、老治安判事アルヴィンの奇妙な屋敷に連れていかれる。アルヴィンは投資コンサルタントという人種を非常に憎んでいた……。D・エイクロイド(監督・脚本も)&C・チェイスのコンビによるホラー・コメディ。(yahoo映画)

【感想】
デミ・ムーアつながり(愛を殺さないで)という感じで、見ました。

ダン・エイクロイドが一人何役もやっています。
ホラーといっても、なんかとても気持ち悪いだけで、あまり怖くありませんでした。
コメディといっても、あんまり笑えなかったし。
デミ・ムーアの健康的なお色気が楽しめるくらいかなあ。