“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ニュートン式 超図解 最強に面白い!! 周期表」(ニュートンプレス編著/ニュートンプレス)

2019-08-22 09:31:15 |    化学

 

<新刊情報>

 

書名:ニュートン式 超図解 最強に面白い!! 周期表

編著:ニュートンプレス

発行:ニュートンプレス

 小さいけれど本格派。史上最強の完全118元素図鑑。同書は、周期表と全118種類の元素を、楽しく学べる1冊。 “最強に"面白い話題をたくさんそろえたので、どなたでも楽に読み進めることができる。周期表に並んでいる118種類の元素が、きっと身近に感じられるはず。  

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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「生命科学の実験デザイン<第4版>」(G. D. ラクストン、N. コルグレイヴ著/名古屋大学出版会)

2019-08-21 09:28:01 |    生物・医学

 

<新刊情報>

 

書名:生命科学の実験デザイン<第4版>

著者:G. D. ラクストン、N. コルグレイヴ

訳者:麻生一枝、南條郁子

発行:名古屋大学出版会

 バイオ・生態学・農学・医薬系など、生命を研究対象とするすべての実験分野に共通の考え方と方法を、具体的な事例とともにわかりやすく解説。初心者からエキスパートまで全実験家必読。「できる科学者の論文は、実験のデザインが美しい。本書はその秘訣集」―福岡伸一氏推薦。

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★科学技術ニュース★西武鉄道とヤフー、ビッグデータとAIを活用し、鉄道の混雑予測を発信する実証実験を今夏実施

2019-08-21 09:27:35 |    人工知能(AI)

 西武鉄道とヤフーは、ビッグデータとAIを活用して、西武鉄道が運行する各路線の混雑予測をWebサイトで発信する実証実験を8月19日から9月20日までの33日間、実施する。これにより、通勤やメットライフドームでの野球開催時といった混雑時における電車移動の混雑緩和、快適性向上を目指す。

 同実証実験では、ヤフーが提供する乗換検索サービス「Yahoo!乗換案内」などで蓄積される将来の予定を含む路線検索履歴のビッグデータを個人が特定できないよう統計化したうえで、AI(機械学習)による解析を行い、駅ごとの混雑パターンを推定する。

 さらに、西武鉄道の駅別・時間帯別の降車人数データを掛け合わせることで、より高精度な混雑予測を実現する。

 この仕組みは、Yahoo! JAPAN研究所と東京工業大学の下坂正倫准教授の研究チームが連携して開発したAIを元にしている。同実証実験は、Yahoo! JAPANが10月より提供を開始する企業間ビッグデータ連携による事業者向けデータソリューションサービス「DATA FOREST(データフォレスト)」のサービス開始に向けた実証実験の一例として実施するもので、乗換検索サービス提供会社と鉄道会社が連携して行う混雑予測の情報提供は国内初の取り組みとなる。

 同実証実験を行う駅は、通勤時間帯において多くご利用いただく主要駅(通勤利用駅)である池袋駅、西武新宿駅、高田馬場駅、国分寺駅と、野球が開催されるメットライフドームの最寄り駅である西武球場前駅の2種類・計5駅。

 通勤利用駅では、平日の朝(始発~10時)の混雑レベルおよび通常より混雑が予測される時間帯を表示することで、ピーク時間帯以外の通勤を促す。

 

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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「デジタル・プラットフォーム解体新書」(高梨千賀子、福本勲、中島震編著/近代科学社)

2019-08-21 09:27:09 |    企業経営

 

<新刊情報>

 

書名:デジタル・プラットフォーム解体新書~製造業のイノベーションに向けて~

編著:高梨千賀子、福本勲、中島震

発行:近代科学社    

 インターネットを基盤とした情報技術が、あらゆる分野の産業に新しいイノベーションを起こしている。同書は、これらの背景を歴史的変遷と技術的変遷の両方から紹介する。特にその中核となるデジタル・イノベーションやデジタルプラットフォームについては、単なる技術の視点だけでなくビジネスと技術の両面から本質を解き明かしており、また、イノベーション・モデルの転換やプラットフォームの役割についても、技術基盤としてのソフトウェアとビジネス思想としてのオープン&クローズ戦略という、2つの視点から解説する。ドイツのインダストリー4.0をはじめとする各国の動きにも触れており、産業政策などに関心のある読者にとって有意義な1冊である。  

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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「量子コンピュータが変える未来」(寺部雅能、大関 真之著/オーム社)

2019-08-20 09:35:17 |    情報工学

 

<新刊情報>

 

書名:量子コンピュータが変える未来

著者:寺部雅能、大関 真之

発行:オーム社

 最近、ニュースでよく聞くようになった量子コンピュータ。「人工知能の先は量子コンピュータを使った量子人工知能だ」とGoogleは言う。でも、量子コンピュータって何だろう? 世の中で何が起ころうとしているんだろう?同書は文系理系問わず、そんな疑問をお持ちの方に量子コンピュータと社会の接点を伝える。同書では大学で基礎研究を進める視点と、企業で量子コンピュータを導入・利用することについて考える視点の両者から、量子コンピュータで見ることができる人類共通の夢を語る。

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◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」/BS朝日「WILD NATURE 地球大紀行」他

2019-08-20 09:34:52 |    ◆TV番組◆

 

 <テレビ番組情報>

 

NHK-BSプレミアム  コズミックフロント☆NEXT  毎週木曜日 午後10時~11時00分                     

8月22日(木) ネアンデルタール人はなぜ絶滅したのか?(選)

 ホモ・サピエンスと同じように、強じんな体と大きな脳を持っていたネアンデルタール人。いったいなぜ、彼らは絶滅してしまったのか?その謎を解いていくと、意外な結末が待っていた。そして私たちのDNA分析から、ネアンデルタール人との驚くべきつながりまで見えてきた。徹底再現した本格ドラマと、最新科学による研究結果を織り交ぜながら、人類史上のミステリー・ネアンデルタール人の絶滅に迫る。

BS朝日  WILD NATURE 地球大紀行   毎週金曜日 午後9時~9時54分

8月23日(金) 沼に沈んだ遺体 2000年前の殺人事件の謎を解く

 1950年、デンマークの3人の農夫が、泥炭の沼地に埋もれている死体を見つけた。当初、これは最近の殺人事件の被害者かと思われたが、地元の警察が捜査に乗り出すことはなかった。実はこの遺体は2000年以上前に起こった殺人事件の被害者だったのである。遺体は、発見場所にちなんで“トーロンマン”と名づけられた。ヨーロッパの鉄器時代に泥炭に埋もれたまま保存された死体は“ボグボディ”、つまり沼地の遺体と呼ばれ、アイルランドからロシアに至るまで、数多く発見されている。沼地の低い温度、酸性条件、腐敗した植物からのバクテリア等のおかげで、これらの死体は肌や髪、衣類、さらには胃の内容物まで残し、何千年前の姿を非常によく伝えている。いま、最先端の法医学の技術を使って、考古学者はこれらの古代の殺人の謎を解決し始めている。

BSフジ  この国の行く末2  毎週土曜日 午後6時~6時30分

8月24日(土) 新井元行(株式会社Synspective<シンスペクティブ> CEO)、白坂成功(株式会社Synspective 取締役) 前編 

ゲスト:新井元行(株式会社Synspective CEO)
     白坂成功(株式会社Synspective 取締役)

 (株)Synspectiveは、Synthetic Aperture Radar (SAR) 衛星のコンステレーション(多数個の人工衛星を協調動作させるシステム)を構築し、同システムから取得したデータと多様なデータを統合し、機械学習等を活用して情報抽出することで、顧客の課題に対するソリューションを提供する。小型SAR衛星は、技術的難易度が高く、またSARデータ処理も専門知識が必要になってくるが、小型衛星開発および衛星画像解析の両方に世界クラスの研究チームとデータサイエンティストを置くことで実現可能にしている。2019年6月、シリーズAラウンドで86億7000万円の資金調達を発表。累計調達額は109億円を突破している。

司会:北尾吉孝、竹内香苗

NHK‐Eテレ 地球ドラマチック   毎週土曜日 午後7時~7時44分                              

8月24日(土) 猫とネズミ 決戦の行方

 夏の休暇をすごすため、都会に住む一家が、田園地帯のコテージにペットの猫・マセルを連れてやって来た。そこにいたのが、以前は人に飼われていたが、ケージから抜け出してコテージで自由に暮らすネズミのチーキー。食いしん坊のマセルと、生意気なチーキーが出会ってしまった!恐るべきハンター・猫のマセルから、チーキーは逃げられるのか?さらにコテージの住人も、ネズミの退治に乗り出した・・・(フランス2018年)

BSフジ ガリレオX    毎週日曜日 午前11:30~12:00分(隔週新作)

8月25日(日) 海女学から見えた自然環境と人間との関わり

 素潜りによって海底の貝などを採る「海女」は古くから営まれる伝統的な文化として、そして環境に優しい持続可能な漁業形態として注目される存在だ。そんな海女を研究する「海女学」という新しい学問が三重大学を中心に進められている。三重県南部の志摩半島は日本の海女文化の中心地とも呼ばれ、日本全体の約半数の海女が活躍する地域だ。この地域の海女を学問的に研究し、社会に役立てる取り組みが進められているのだ。海女とはどのような存在で、どのような文化的な価値を持っているのだろうか? 海女学という取り組みからその実像に迫る。

主な取材先:三重大学海女研究センター       
                海の博物館       
                尾鷲栽培漁業センター       
                鳥羽市を中心とする海女漁

NHK総合 NHKスペシャル「シリーズ スペース・スペクタクル」 日曜日 午後9時~9時50分

9月8日(日) 第3集「地球生命のルーツ」を追え

<シリーズ放送>

プロローグ「はやぶさ2の挑戦」(2019年3月17日) 
第1集「宇宙人の星」を見つけ出せ(2019年6月23日) 
第2集「宇宙の黒幕」ブラックホールを見よ(2019年7月28日) 
第3集「地球生命のルーツ」を追え(2019年9月8日)

NHK‐Eテレ  サイエンスZERO    毎週日曜日 午後11時30分~0時00分                        

8月25日(日)  外来種と固有種 小笠原諸島の変

 侵略的外来種の問題をどう考えるべきか?いま世界自然遺産の小笠原諸島で起きている、グリーンアノール(トカゲ)やネズミ、固有のカタツムリのサバイバルの事例などから徹底討論する。固有種の聖地「兄島」ではグリーンアノールの拡散を防ぐために、全長3kmに及ぶ電気柵が建てられた。島の横断する光景はまるで万里の長城。効果やいかに!?AIを駆使したドローン対策など、ユニークな取り組みも続々紹介する。

ゲスト:自然環境研究センター上席研究員…森英章

解説:NHK解説委員…土屋敏之

司会:小島瑠璃子、森田洋平

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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「チューブフォーミング」(日本塑性加工学会編/コロナ社)

2019-08-20 09:34:31 |    機械工学

 

<新刊情報>

 

書名:チューブフォーミング~軽量化と高機能化の管材二次加工~

編者:日本塑性加工学会

著者:栗山幸久、水越秀雄、内海能亜、加藤和明、奥出裕亮、長谷川収、水村正昭、淵澤定克、福村卓巳、白寄篤、久保木孝、陣内雄士、北澤君義、寺前俊哉、山内浩行、山藤博文、村上碩哉、吉原正一郎、古島剛

発行:コロナ社(新塑性加工技術シリーズ )    

 管材の事務機器や自動車等構造部材としての利用の増加に伴い、複雑成形を可能にするチューブハイドロフォーミングを含め、近年複雑化、軽量化、高強度化が求められている管材の二次加工技術を普遍的な技術をふまえて体系化した。

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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「アンドロメダ銀河のうずまき」(谷口義明著/丸善出版)

2019-08-19 09:34:35 |    宇宙・地球

 

<新刊情報>

 

書名:アンドロメダ銀河のうずまき~銀河の形にみる宇宙の進化~

著者:谷口義明

発行:丸善出版

 肉眼や双眼鏡でも観測できるアンドロメダ銀河。天文学では「渦巻銀河」と分類されるが、渦巻はどこに見えるだろうか。同書では、人気の高いこの銀河の「形」からその育ち方を探る。これから銀河について知りたい方にもわかりやすく、注目点や疑問を解消しながら図とともに丁寧に解説。渦巻やリングのでき方、衛星銀河との関係、銀河の合体など、銀河の形について考えていく。さらに、さまざまな銀河や最新の知見もあわせて紹介。アンドロメダ銀河の正体を探るうちに、銀河がどのように生まれ、育ち、死んでいくのか、宇宙の進化を知ることができる。

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★科学技術ニュース★NICT、令和2年度の「海外研究者招へい」の公募開始

2019-08-19 09:34:07 |    企業経営

 情報通信研究機構(NICT)は、海外の研究者を受け入れて情報通信分野の研究及び技術開発を行う国内の大学、民間企業その他公益法人等の機関を支援するために、渡航費、滞在費等の招へいに必要な経費を支給する「海外研究者招へい」事業を行っているが、このたび、下記のとおり、令和2年度の「海外研究者招へい」(海外招へい研究者及びその受入機関)の公募を開始した。

 海外の研究者を受け入れて情報通信分野の研究及び技術開発を行うこと、又はこれに関連する学術的な啓発活動を行うことを希望する国内の機関を支援するもので、渡航費、滞在費等の招へいに必要な経費を支給する。

 同事業は、より幅広く利用いただくため、次のような特徴を持っている。

      •年度をまたがった招へいができる。       
      •優秀な博士課程在籍中の研究者を招へいできる。       
      •著名な研究者を招へいできる。       
      •講演等の学術啓発活動を行うための招へいができる。

 

◇   

 

1. 公募期間:令和元年8月8日(木)~令和元年10月31日(木) 午後5時(必着)   

2. 応募資格:海外研究者を受け入れて情報通信の研究及び技術開発又は学術活動を行う国内の大学、民間企業その他公益法人等の研究機関   

3. 対象研究者:博士の学位取得者又は同等以上の能力を有する情報通信分野の海外研究者   

 4. 採択予定人数:8人程度

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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「データ指向アプリケーションデザイン」(Martin Kleppmann著/オライリー・ジャパン)

2019-08-19 09:33:36 |    情報工学

 

<新刊情報>

 

書名:データ指向アプリケーションデザイン~信頼性、拡張性、保守性の高い分散システム設計の原理~

著者:Martin Kleppmann

監訳:玉川竜司

訳者:斉藤太郎

発行:オライリー・ジャパン

 同書は、データを処理し、保存するさまざまなテクノロジーの特性を詳述することで、ツールの長所と短所を理解し、システムの課題と使用するアプリケーションに適した選択肢の発見を助ける。 同書では、データの量や複雑さ、変化が課題となるアプリケーションを「データ指向」と名づけ、データ指向アプリケーションの設計を支える基本的な概念を解説。そしてレプリケーション、パーティション、トランザクションなど分散データベースについて扱い、さらにバッチ処理、ストリーム処理など、データセットの取り出しや結合について解説。 データ処理のテクノロジーを総覧し、特性やトレードオフを詳述する同書は、ソフトウェアエンジニア、アーキテクト必携の一冊。

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