はがき随筆・鹿児島

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「はがき随筆」は252文字のミニエッセイです。

声の一目ぼれ

2012-12-21 16:39:45 | はがき随筆
 ラジオ番組の制作に携わる女性から電話があった時、どこか懐かしいような声で心地よかった。会話の中の彼女の感性の弾みがまぶしく、その声に私は一目ぼれ?した。
 由紀さおりの「夜明けのスキャット」や、ビートルズを初めて聞いた時も、声の一目ぼれだった。「夜明けのスキャット」は声も素晴らしかったが、作曲者のいずみたくの感性にも驚いた記憶がある。
 ビートルズは、いきなり主題へ入っていく曲作りとか、常識を覆す暴力的な感性の弾みが、歌声やエレキ音とマッチして私にはたまらなかった。
  伊佐市 清水恒 2012/12/17 毎日新聞鹿児島版掲載

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