秋晴れに誘われランチにでかけた時のこと。普段は小食だと言いながら、バイキングともなればなぜか胃袋が膨らんでいくと娘に笑われる。それって欲張りのせいでしょう。並べられた料理に目を輝かせながらテープルに着く。さすがにクリやマツタケにはお目にかかれなかったが娘との会話は盛り上がり、味の異なる食べ物はストップなく胃袋に収まっていくから不思議である。紅茶に浮かせたレモンの香りに息を吸い込み、今は何も考えられないと言いつつ、よたよたと店を出る。車はスーパーへ向かって走り出した。
<夫には一品大くサンマ焼く>
鹿児島市 竹之内美知子(74) 2008/11/20 毎日新聞鹿児島版掲載
<夫には一品大くサンマ焼く>
鹿児島市 竹之内美知子(74) 2008/11/20 毎日新聞鹿児島版掲載
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