はがき随筆・鹿児島

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「はがき随筆」は252文字のミニエッセイです。

鵜家さんに記念の盾

2014-05-10 14:39:50 | 受賞作品


 2013年の鹿児島版「はがき随筆」の年間賞の表彰式が20日、鹿児島市の市勤労者交流センターであり、毎日新聞鹿児島支局から鹿児島市武、鵜家育男さん(68)に記念の盾がおくられた。選考対象は1月1日付~12月31日付のはがき随筆。
 受賞作「寝付けない夜」(8月31日掲載)は、自宅近くの子どもの頃から利用する銭湯での高齢の夫婦の印象的な出来事を題材に夫婦の在り方を描いた。
 02年から投稿を続ける鵜家さん。退職した今は、3人の子どもや孫に「生きざまを残したい」と投稿に力を込める。受賞作については「光景が目に焼き付きペンを取った。感動をありのままに伝えたいと思った」と振り返り、「随筆歴12年での受賞で大変うれしい」と喜んだ。
 また、はがき随筆の選者、石田忠彦・鹿児島大名誉教授が文章表現について講話。「素直に感動したことだけを書くと効果がない。意外な展開を入れると文章の魅力が出る」とアドバイスした。
 この後、毎日ペンクラブ鹿児島(若宮庸成会長)の総会もあり、14年の事業計画などを話し合った。
  鹿児島支局 杣谷健太記者 2014/4/21 毎日新聞鹿児島版掲載

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