はがき随筆・鹿児島

はがき随筆ブログにようこそ!毎日新聞西部本社の各地方版に毎朝掲載される
「はがき随筆」は252文字のミニエッセイです。

冬の一断面

2009-12-22 23:02:08 | はがき随筆
 11月末、つがいのヒヨドリが裏畑の熟柿を交互につつき合っている。早速ちぎって干し柿にした。富有柿は豊作だったが渋柿は裏年だった。ハエ対策も施した。12月に人り天候を見ながら旬の作業にせかれた。ニンジンの間引きと追肥。春菊やビオラの定植やほうれん草の間引きと除草。サルスベリのせん定。サツマイモやボンタンの収穫など。部屋では狂句・川柳やはがき随筆の推敲、年賀状の手書きなど。それに洗濯、台所作業などは日課。老体をいたわりつつ、むち打つ様は見事だろうと苦笑している。一年を顧みつつ年の瀬に向かってまい進したい。
  薩摩川内市 下市良幸(80)2009/12/19 毎日新聞鹿児島版掲載







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