「ペットたちの盆供養を行いたいので是非ご協力いただきたい」というペット霊園からの丁重な連絡であった。盆前の午後であったので快諾した。
参列して驚いた。霊園のホールは、亡くなった犬猫たち約50匹のそれぞれの家族でいっぱいであった。読経に続いて法話を頼まれていたので、私は16年間一緒に暮らした愛猫「チー」との思い出を話した。子どもたちは次々に巣立ち、残された夫婦の生活にどれほど潤いを与えてくれたことでうろうかと。わが子を虐待する事件が多発する昨今。物言わぬいのちを惜しむ人たちの集まりであった。
志布志市 一木法明(74) 2010/8/21 毎日新聞鹿児島版掲載 写真はフォトライブラリより
参列して驚いた。霊園のホールは、亡くなった犬猫たち約50匹のそれぞれの家族でいっぱいであった。読経に続いて法話を頼まれていたので、私は16年間一緒に暮らした愛猫「チー」との思い出を話した。子どもたちは次々に巣立ち、残された夫婦の生活にどれほど潤いを与えてくれたことでうろうかと。わが子を虐待する事件が多発する昨今。物言わぬいのちを惜しむ人たちの集まりであった。
志布志市 一木法明(74) 2010/8/21 毎日新聞鹿児島版掲載 写真はフォトライブラリより
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます