はがき随筆・鹿児島

はがき随筆ブログにようこそ!毎日新聞西部本社の各地方版に毎朝掲載される
「はがき随筆」は252文字のミニエッセイです。

お腹空いたぁ

2007-09-03 16:08:52 | アカショウビンのつぶやき
 食べられないとなると、食欲がもりもり出てくる不思議…。

そうなんです、今日は侘びしい検査食を頂き、明日はお腹を空っぽにして検査なんです。
 「しばらく人間ドックに行ってないから、今年は…」と軽い気持ちで受けたのですが、精密検査二つも! びっくりです。
放置する勇気もなく、大腸検査を明日受けることにしました。

「ポリープがあったら、内視鏡で切除しますから、その場合は2泊三日の入院になります」なんですって。
ええーっ、そうなの! 今まで元気に過ごし、胃カメラぐらいしか体験したことのないアカショウビンにとっては、大変なことです。
検査の説明はいろいろあって、パニックをおこしそう…。
看護士さんは、心配そうに「分かりましたか、大丈夫ですか」と再三念を押す。
「今はわかったつもりです」と正直に言うと、笑っていた。

 慌ただしく入院準備をすませ、今は「まな板の鯉」の心境。
異状があってもなくても、それが今の私に必要なこと…。
でも「異状ありませんよ」の言葉を期待して行って参ります。
ブログを少しお休みするかもしれません。
ちょっぴり不安なアカショウビンでした。


義姉を迎えて

2007-09-03 05:48:50 | はがき随筆
 宮崎市で長く料理教室を経営していた義姉が、教え子たちの強い要望で宮崎に腰を据えるという。義姉は祖母家の跡継ぎ。義妹の熱心な説得で、義姉は帰宅を決意した。長く空き家にしていた鹿児島の家の入居作業に家族は懸命。息子は祖母の広い屋敷内に新築して2児に恵まれ、長男は県外に就職、一女は県外の大学生。義姉は7月1日に荷物と同時期宅。待っていた家族は抱きあって喜ぶ。お盆の最終日には妻の家族が私宅に集まり、先祖の話題で盛り上がる。義姉は背筋は曲がっているが妹より元気。私より3歳年下だから「節ちゃん」と読んでいる。
   姶良町 谷山 潔(81) 2007/9/3 毎日新聞鹿児島版掲載