伊予十三佛めぐり二日目の1月28日、西林寺・八坂寺・地蔵院の霊場を今回も自転車で巡拝した。
西林寺は、松山市高井町1007番地にある真言宗豊山派の寺院。清滝山、安養院と号す。本尊は十一面観世音菩薩。四国八十八ヶ所霊場の第四十八番札所。伊予十三佛霊場の第八番札所である。
縁起によれば、天平13年(741)聖武天皇の時代、僧侶・行基が勅願により伊予に入り、国司・越智玉純とともに現在の松山市小野地区に一宮別当寺として堂宇を建立、本尊に十一面観世音菩薩像を刻んで安置したのが寺の始まりと伝わる。大同2年(807)弘法大師空海が四国巡錫に際して、寺を現在地に移し四国88ヶ所の霊場第48番札所として国家安泰の祈願道場に定めた。
この頃村は、大旱魃で苦しんでおり、空海は村人を救うために錫杖で地を突き、近くで清水の水脈を見つけたと伝わる、寺の西南300mにある「杖の淵」はその遺跡とされ、湧き水は枯れる事なく土地を潤している。昭和60年(1985)国土省認定の「全国名水100選」に選ばれている。寺伝では、杖の淵を奥の院とされている。
江戸時代、寛永年間(1624~44)に火災で堂塔を焼失するが、元禄13年(1700)伊予松山藩主・松平定直は一部を再建、江戸末期に大師堂と仁王門が復興された。
門前には、「秋風や 高井のていれぎ 三津の鯛」正岡子規の句碑がある。
画像は、1月28日巡礼した最初の霊場第8番西林寺である。
門前の橋を渡り仁王門に行くが、88ヶ所霊場で下って境内に行くのはここ西林寺だけである。
仁王門前にある寺号碑・と愛車自転車・この日は走行距離29km走った。自転車には速度計と積算距離メーターを取り付けてある。
仁王門からみた境内正面が本堂。
本堂左に大師堂がある。この日は10時15分に行ったが早朝なのに大阪からの巡礼者一行が御詠歌を唱えながらお参りをしていた。
大師堂で、何時改築したのか真新しい。
大師堂前から見た境内。
鐘楼の右手に納経所と立派な庫裏がある。
門前にある、正岡子規の句碑・・「秋風や 高井のていれぎ 三津の鯛」、明治28年の句。
奥の院、杖ノ淵公園の碑。
村人を救うために錫杖で地を突き、近くで清水の水脈を見つけ湧き水が出たと伝わる泉で「杖ノ淵」公園として市民に親しまれている。
湧き水は今まで一度も枯れた事がないそうだ。
泉に立つ弘法大師立像。この水を利用して地区の人が作った「ていれぎ保存会」の会員が「ていれぎ」を育成している。
昭和60年(1985)国土省認定の「全国名水100選」に選ばれて毎日水を汲み持ち帰る市民が大勢いる。この水でコヒー・炊飯すると美味しいそうだ。
西林寺は、松山市高井町1007番地にある真言宗豊山派の寺院。清滝山、安養院と号す。本尊は十一面観世音菩薩。四国八十八ヶ所霊場の第四十八番札所。伊予十三佛霊場の第八番札所である。
縁起によれば、天平13年(741)聖武天皇の時代、僧侶・行基が勅願により伊予に入り、国司・越智玉純とともに現在の松山市小野地区に一宮別当寺として堂宇を建立、本尊に十一面観世音菩薩像を刻んで安置したのが寺の始まりと伝わる。大同2年(807)弘法大師空海が四国巡錫に際して、寺を現在地に移し四国88ヶ所の霊場第48番札所として国家安泰の祈願道場に定めた。
この頃村は、大旱魃で苦しんでおり、空海は村人を救うために錫杖で地を突き、近くで清水の水脈を見つけたと伝わる、寺の西南300mにある「杖の淵」はその遺跡とされ、湧き水は枯れる事なく土地を潤している。昭和60年(1985)国土省認定の「全国名水100選」に選ばれている。寺伝では、杖の淵を奥の院とされている。
江戸時代、寛永年間(1624~44)に火災で堂塔を焼失するが、元禄13年(1700)伊予松山藩主・松平定直は一部を再建、江戸末期に大師堂と仁王門が復興された。
門前には、「秋風や 高井のていれぎ 三津の鯛」正岡子規の句碑がある。
画像は、1月28日巡礼した最初の霊場第8番西林寺である。
門前の橋を渡り仁王門に行くが、88ヶ所霊場で下って境内に行くのはここ西林寺だけである。
仁王門前にある寺号碑・と愛車自転車・この日は走行距離29km走った。自転車には速度計と積算距離メーターを取り付けてある。
仁王門からみた境内正面が本堂。
本堂左に大師堂がある。この日は10時15分に行ったが早朝なのに大阪からの巡礼者一行が御詠歌を唱えながらお参りをしていた。
大師堂で、何時改築したのか真新しい。
大師堂前から見た境内。
鐘楼の右手に納経所と立派な庫裏がある。
門前にある、正岡子規の句碑・・「秋風や 高井のていれぎ 三津の鯛」、明治28年の句。
奥の院、杖ノ淵公園の碑。
村人を救うために錫杖で地を突き、近くで清水の水脈を見つけ湧き水が出たと伝わる泉で「杖ノ淵」公園として市民に親しまれている。
湧き水は今まで一度も枯れた事がないそうだ。
泉に立つ弘法大師立像。この水を利用して地区の人が作った「ていれぎ保存会」の会員が「ていれぎ」を育成している。
昭和60年(1985)国土省認定の「全国名水100選」に選ばれて毎日水を汲み持ち帰る市民が大勢いる。この水でコヒー・炊飯すると美味しいそうだ。